ブラ場外弾に壮馬1安打ピッチングでコールド勝ち、豊橋で最下位脱出! | 己の信念を貫く競馬予想

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横浜 000 000    0

中日 000 100x    1

     (6回裏攻撃中降雨コールド)


(横) ●三浦-武山

(中) ○山内-谷繁


本塁打

(中) ブランコ2号ソロ(三浦)




昨日の浜松球場に続いて豊橋市民球場で行われた変則3連戦の中日(なかび)は、ドラゴンズが降雨コールド勝ち!

今季初となる連勝で2002年以来、開幕4カード目での勝ち越しを決めて5位の横浜と入れ替わる形で5試合ぶりに最下位を脱出しました。


1点をリードした6回裏の攻撃、1死満塁という追加点の大チャンスで好投しているピッチャーの山内に代打・佐伯を送って勝負を懸けた場面で、雨脚が強くなって20時12分に試合が中断。

その後約30分間、雨が止むのを待ち続けたものの20時42分に球審の森がホームプレート上に現れて、コールドゲームを宣告しました。


確か30分経ってから雨が止む見込みが無い場合は自動的にコールドゲームになるような気がしましたが、ピッタリ30分で試合を打ち切りましたね。

リードがたったの1点しかないドラゴンズにとってはツキがあったし、これ以上ラッキーなことはありません!

こんなに雨が降ってくれることを祈ったのは久しぶりだし、まさに雨さまさまというような勝利ですね(笑)

コールド勝ちになったおかげで、リリーフピッチャーを使わずに温存できたのも6連戦を戦う上では大きかったと思います!


前の回で和田がボールを見にくいような素振りをしていて、6回には落合監督も代打を告げる時に審判に対して中断を促していましたから。

ドラゴンズの中でコールドゲームになってもらいたくなかったのは、1死満塁という大チャンスで打席に立つはずだった佐伯だけでしょうが、移籍してからまだ初ヒットが生まれていないので、打ちたかったでしょう。



そのドラゴンズ勝利の要因となった虎の子の1点をもたらしたのは、ブランコのバットでした。

両チーム無得点の4回、先頭の和田がライトフライに倒れて1死となった後にバッターボックスへ。

初球ボールからの2球目、ど真ん中に入った三浦のカットボールを豪快にジャストミートしました。

完璧にとらえると、ブランコは打った瞬間に右腕を高々と突き上げて、ホームランを確信。

両翼93メートルという狭い豊橋市民球場のレフトスタンド場外へと打球は消えていって、ブランコがベースをゆっくりと一周。


推定135メートルという特大の一撃は、ブランコの今シーズン第2号ソロとなって値千金の得点を挙げました。

まさに目の覚める当たりというか、今シーズンのチーム全体を見渡しても会心のホームランでしたね。

チームにとっては、今月16日に代打として出場した福田が最終回に藤川からホームランを放って以来、実に7試合ぶりとなる久々の一発でした。


昨日のタイムリーとなった一打が、ブランコにとっての良薬になってくれればと願っていましたが、これでいよいよ復活と見てもいいでしょう!

次を打つグスマンにも1本、二塁打が出たからそろそろ復調の兆しは感じ取れますね。

ドラゴンズ浮上の鍵を握っているのは、このドミニカンコンビに懸かっているといっても過言ではないので、今後の爆発に期待したいです。



そして、今シーズン初先発なった山内は6回を投げて初回にスレッジに許した1安打のみに抑えるほぼ完璧なピッチングで、今季初勝利を挙げました。

試合開始直後から強い雨が降り続いて、さらに強風も吹き荒れるという最悪なコンディション。

それに加えて狭い地方球場でのゲームということもあって、いつもよりは神経を使ったでしょうが、それにしてもナイスピッチングでした。


荒木、井端が立て続けにエラーするなど味方の野手が足を引っ張ってしまったような感はあった中で、最後まで集中力を切らしませんでしたね。

5回のイニングインターバルの時には、マウンドに大量の土が撒かれましたが、こういう状況の中で自分のピッチングをしたというのは価値があるし、評価したいです。


もし初回のヒットが無ければ参考記録ながらノーヒットノーランにもなっていたので、見てみたかったような気はします。

でも、記録上は自身プロ初完投初完封として今後も残るみたいなので、こういう形とはいえ良かったですね。


もちろん、これだけの投球をしてくれたら次回の先発の機会を与えられると思うので、今度はビジターでの“鬼門”神宮球場で行われるヤクルト戦で結果を残してもらいたいです!



チームが5安打を記録した中の2本は荒木でしたが、打った相手の三浦はかつて相性が良くてかなり得意としていたんですよね。

さすがにキラーぶりを見せつけて、第1打席こそ審判との相性が合わずに見逃し三振に倒れたものの、その後の2打席で連続ヒットをマーク。

攻略方法を知っているだけに、ヒットを打つのが簡単に見えてしまうほど荒木は三浦をカモにしているんですよね。


打率が2割を切っていた大島にも14打席ぶりのヒットが飛び出して、不振から脱却するきっかけになってもらいたいです。

これぞ大島というような逆らわないバッティングで、レフト方向へ得意の流し打ちを見せてくれました。


この浜松、豊橋で行われた2試合で合わせても合計11安打4得点と打線に当たりが戻ったわけではありませんが、試合には勝てているから徐々に良くなっていくと思います。

明日は11日ぶりにナゴヤドームに戻っての横浜戦が行われるので、この勢いで3連勝に期待したいですね。

翌日に横浜のデーゲームが組まれているということを考慮して、いつもより1時間早い17時にプレーボール予定に変更されました。

先発は中8日で中田賢でしょうけど、登板間隔が少し空いたのはそんなに問題にならないでしょうね。


これで借金は4月19日以来の2となりましたが、残り3試合も全部勝って今月中に貯金生活へと返り咲きましょう!