決勝のカードは神村学園と昌平。
どちらもプレミアで高校サッカーをリードしている強豪。ですが、どちらも日本一にはなった事が無く、初のタイトルを目指します。
神村は準決勝までは無失点、得点数も凄いです。
名和田がチームを引っ張ります。
この試合も先制し、初失点を喫しましたが、勝ち越して優勢に進めました。
度肝を抜かれたのは、昌平の2-2に追い付く同点弾。凄いシュートでした。
延長戦が見えてき終盤。左サイドからのクロスをヘッドで押し込み、昌平が遂にひっくり返して、
そのままタイムアップ。
激戦を制した昌平、悲願の日本一です。
昌平の監督はエース玉田、ドイツW杯でブラジルを本気にさせてしまう衝撃なシュートを突き刺した
元日本代表選手です。就任1年目で素晴らしい結果を残しました。
高校サッカーの名将だった黒田監督がJで活躍したり、日本代表選手が高校サッカーで優勝したり、、
こういうところが、サッカーの奥深さで有り、面白さだと思います。
男子のパリ五輪が終わったこの日、この試合が有りましたが、この世代は正にロス五輪世代。
今日、ピッチに立っていた選手の中で、ロス五輪に絡んでくる選手も出てくると思います。
そういう意味でも、ロス五輪のスタートにふさわしい決勝戦になりました。
冬の選手権はこの2チームが中心になると思いますが、昌平と接戦を演じた4強の帝京長岡も充分チャンスが有ると思います。とても楽しみです!