全編に漂うB級ぽさの中で、随所にセンスが光る!エドガー・ライト監督、相当好みです。でもちょっと期待値が優ったかな。新鮮な刺激がギュッと詰まっていた『ベイビー・ドライバー』からの期待値が。
とは言え、理屈を超えて感覚的に好きな映画ではある。何気ない日常からして常にどこか不吉な感じは、例えばリンチ監督の傑作『マルホランド・ドライブ』を彷彿とさせる。或いは、キューブリックの『シャイニング』とか。
まぁ、流石にそこまでの格調や奥行はないにしても、でも癖になりそなヤバさとアブノーマルさがマジツボです。
クラブのシーンで突如大音量でかかるスージー&ザ バンシーズの「ハッピーハウス」には、全く無防備だっただけに完全にやられた。
ここでその選曲か〜!
この監督、好きだ!
80点