今や懐かしい“ラブコメ”テイストの映画。
ただ、コメディ要素が今一素直に笑えない。
予告にはかなり心惹かれたんだけど...。
何だろう?なんかスタイリッシュじゃあない。
ファッションではなく、細かい演出やセリフが
いちいち今一イケてない、粋じゃない。
監督兼主演の男性がフランスの国民的
コメディアンらしいけど、きっと、“たけし”
タイプではなく、“欽ちゃん”タイプなん
でしょうね。
中高年の観客には、フランスでも日本でも、
このくらいベタで、わかりやすいのがいい
のかもしれません。
あと、障害をネタにした幾つかの笑いも、
文化の違いなのか、ちょっと笑えなかった。
でも、これをコメディタッチの映画の中で、
さらっと描けてしまうところに、フランス
国民の成熟を感じるべきなのかも。
余計なことがいろいろ気になってしまった。
それ自体が障害者差別なのか???
70点