論文概要審査 | ピアニストで牧師 森下滋の日々雑感

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2020年11月から日本基督教団の牧師となりました、ピアニスト、作編曲家である森下滋のblogです。
韓国滞在記、演奏のスケジュール情報、日々雑感等。

論文概要審査、無事に終わりました。合格です。審査後にお昼を教授たちと頂きました。今日は、キンパプ。最終合格したら、同期と一緒に祝会かな。今期に概要審査を受ける同期が二人。来年度、、すなわち、再来年の2月に無事に博士ガウンを着れるように頑張りたい。で、今日はやはり審査というよりは、副査の教授お二人から最終論文に向けての改善点を指導して頂くという時間であった。もちろん冒頭に口頭で概要の概要を発表したが、まあとっ散らかったかな。気合で乗り切った感じ。口が回らない(笑)私の論文審査副査はお一人はフランスのストラスブール大学、お一人はニューヨークのユニオン神学校で学位を取られた方たち。主にテクニカルな部分についての指導であった。すなわち日本語でしかない文献を引用する時、英語文献でそれが日本語と韓国語の両方である時、韓国語でしかない文献、について、特に韓国語で出版されているものについてはできるだけ韓国語文献を使用するようにとの事である。その通りでして、そこが一番手間がかかるところでもある。英語で書く事も選べるのだが、それだと韓国人に読んでもらえない、イコール韓国の神学界隈に足跡を残すに至らない、というわけである。なんとか最後まで韓国語で提出するべく頑張るしか無い。あとは、ニーチェの「道徳の系譜」からの視点もあると、良心についての論考が深まるとのアドバイス。教義学的な考察部分をなるだけ整理して、そこを土台にして、倫理学としての部分で構築できるかがポイントになるとのご指摘であった。で、バルトの教会教義学は数年前に完成した韓国語翻訳のものを全巻既に入手しており、自炊して電子化したので、かなり助かる。カルヴァンのキリスト教綱要をもこの際韓国語のものを買うしか無いね。必要な部分だけ。ということで、やはり韓国語になっている文献を使用するためには、ある程度は韓国に来て、少なくても図書館は使い倒さないとだ。割と英語文献も揃っているので助かる。指導も副査から受けられそうで、良かった。昨日は勉強して、、夜は焼き魚を食べた。夜食はチャンポンをすぐ近くの店でテイクアウト。明日、ランチミーティングが一件。木曜日夜に帰国します。https://www.instagram.com/p/C0vtetPxvsq/?igshid=MTc4MmM1YmI2Ng==