バイヤー・04・レヴァークーゼン vs クラブ・アトレティコ・マドリード | ぶらりサッカー観戦記

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2017年3月までの間のドイツを中心とするサッカー観戦について、できるだけ現地の雰囲気をゆるーい感じで伝えます。

長ったドイツ滞在もいよいよ終わりです。滞在中の欧州でのサッカー観戦も最終回となりました。今後は、日本のサッカー観戦になるのですが目新しいこともなさそうなので続けるかは微妙です。

 

それはさておき最終回は日本人選手も全く関係ないレヴァークーゼンへ。

しかしながら、最後は欧州最高峰の大会であるUEFAチャンピオンズリーグのバイヤー・04・レヴァークーゼン vs クラブ・アトレティコ・マドリードです。

 

ちなみにチケットは組み合わせが決まる前(グループステージの突破が決まってから)にすでに発売しており、決勝トーナメントであればどこが来ても当たりだろという感じで購入。蓋を開ければまさかのアトレティコでした。

 

毎シーズンのらりくらりと決勝トーナメント進出を決めるレヴァークーゼン。しかしながら、たいていベスト16で強豪とあたり姿を消します。今回も全大会準優勝のアトレティコ。監督のディエゴ・シメオネさんのイメージが強烈でメンバーをすっかり失念していましたが、今旬のフランス代表アントワーヌ・グリーズマンをはじめ、コケ、ガビ、サウール・ニゲスなどそうそうたるメンバー。

そして師匠で有名なフェルナンド・トーレス。


一方のレヴァークーゼンも若手のドイツ代表ユリアン・ブラント、元レアル・マドリードのチチャリート、ブンデスリーガ50000点目のメモリアルを決めたカリム・ベララビなどなど。

監督は現在南野拓実が所属するレッドブル・ザルツブルクの元監督ロジャー・シュミット。

おそらくラストであるカリーブルストで腹ごしらえをし、渋みのある監督対決の先発はこちら。

 

ちなみにレヴァークーゼンのカイ・ハフェルツはドイツ人で2番目の若さでCL先発デビューだったようです。1番は現パリ・サンジェルマンのユリアン・ドラクスラー。

このアンセムを生で聞くこともしばらくはないんだなと感傷にひたりながら試合開始。

 


序盤から攻守が目まぐるしく入れ替わる激しい展開でした。先日のバイエルン・ミュンヘン vs アーセナルFCとは違い、一方的な感じではなかったです。まさに好ゲームといった感じでしたが、前半はサウルの技ありシュートとグリーズマンのゴールが決まり0-2でアトレティコがリード。

 

後半早々にレヴァークーゼンも負けじとベララビが1点返します。一気に追いつきたいレヴァークーゼンでしたが、ここで痛恨のPK謙譲。3点目を取られ再び突き放されました。しかし、ここで意気消沈することなく、レヴァークーゼンがさらに果敢に攻め込みます。おかげで、点差を忘れるほどの激しい展開で見ている方は面白かったです。

 

攻勢を強めたレヴァークーゼンが再び1点差に詰め寄り、あと1点というところでしたが、ほんの一瞬気が緩んだのか途中出場のトーレスに決められて万事休す。

結局2-4でアトレティコが先勝。しかもアウェイゴールを4点奪い大きなアドバンテージを得ました。

 

個人的感想ですが、見ていて点差ほど完敗ではなかったと思います。本当に最後のフィニッシュの差で紙一重だったかと。しかしながら、負けは負けでレヴァークーゼンが厳しい状況には変わりありません。

 

 

そんな感じの最終回でした。

約6年間ドイツにいたわけですが、果たして何試合見たのか。。。。。