前回の記事のつづきです。↑
担当さん選び②
私は「担当さんを持つ」と決めて、
最初に選んだのは大きな路面店にいるベテランの方でした。
年齢も近く、話しかけてくださる距離感がとても心地よくて、
自然と会話も弾みました。
名刺もいただき、
「この方にお願いしよう」と決めたのを覚えています。
とても親しみやすくて気さくな方で、
ご自身のこれまでの経歴なども話してくださり、
安心感のある担当さんでした。
ただ、通ううちに少しずつ違和感が出てきます。
予約を取ろうとしても、
なかなかタイミングが合わない。
空いている時間帯は限られていて、
夕方まで待つことも何度かありました。
その頃の私は、
まだバッグが欲しいという気持ちが先行していて、
購入実績もそれほど多くはありませんでした。
懐かしいですよね。
当時の私は、
スカーフやカシシル、食器などを、少しずつ買い足していましたが、
リクエストしていたバッグは、
なかなか紹介していただけませんでした。
もちろん、何もないわけではありません。
素敵なクロコのバーキンを
何度か見せていただいたこともあります。
ただ、それは
私が本当に欲しいものではありませんでした。
そして、気づいてしまいます。
私は、この方の“一番”にはなれない。
ベテランの担当さんだからこそ、
多くの上客を抱えていらっしゃる。
その中の、小さいひとりである自分。
そう感じた時、
拭えない迷いが生まれました。
どうしたらいいのか分からないまま、
私はある行動に出ます。
ダイヤの入った時計を購入しました。
高級感のある木箱に入っていて、特別感があります。
そして迎えた、私の誕生日。
ついにバーキン25を紹介していただき、
購入することができました。
けれどそれは、
本当に自分が望んでいたスペックではなかった。
エルメスのバッグは、革の色と金具の組み合わせで、まったく違うものに感じてしまうから。
そう、嬉しいはずなのに、どこか満たされない。
そんな気持ちが、少しずつ大きくなっていきます。
そして私は、焦りから
他の店舗を覗くようになります。
いわゆる、“浮気”です。
その先で、
新しい出会いがありました。
つづく。
当時は、バッグ以外のものにも目がいくようになっていました。
懐かしいシリーズです。↓
よく読まれている記事はこちら↓






