晴れて寒くなる予報の水曜日のさいたまの朝。
今日は節分です。
明日は立春と言うことですが、寒いですねぇ。
ところで、人間のカロリー消費は運動でもケッコウ消費しますが、実は脳みそもケッコウというかかなりカロリーを消費します。
いろいろとお勉強などすると身体が細くなったりするかもしれません。
まぁ、私はケッコウ頭を使っているはずなのですが、気ままに食べて呑んでいる所為かゼンゼン痩せませんけれど。:-P
「桜ほうさら」を読了しました。
宮部節は相変わらずで、って、作品自体は古いものなのですが、ようやっと文庫本になったもので。
わかりやすい文体で描かれた引き込まれる物語。
いいです。
何がいいって、文章がいいんですよ。
キャラクターも活き活きとしている。
和香さんはかわいい。(謎 :-P)
読みやすくて、地の文章も的確に描かれていて、本を読んでいるのに文字を読んでいる意識は全くなくて、物語で描かれているシーンが絵のように自然に頭の中に浮かんでくる。
宮部さんの作品を原作とした映像作品は残念なものが多いですが、きっとこのすばらしい文体に映像や演出が追いつかないんでしょう。
でもって、些細なディーテイルを追いかけるからつまらない作品になってしまう。(のかもしれない)
残念なことです。
文体には好き嫌いがあって、私自身もベストセラー作家の某RM氏や某TH氏の文章はまったく受け付けませんから、宮部さんの文体を受け付けない人もいるかもしれませんが、それはそれ、娯楽と言うことで自分の好きな作家さんの作品を読めばいい。
自分のための娯楽作品なのですから。
そのうち好みも変わるかもしれませんしね。
「桜ほうさら」は、「ささらほうさら」から来ていて、「ささらほうさら」とは南信州や甲州で使われている(いた?)「酷いめにあいましたねえ」という意味だそうです。
そう言う(言ってしまう)ことで、辛かったことを想い出に変えてしまうのかもしれません。
それにしても、なんでああいう、きっちり伏線が処理された長い作品をすばらしい文章で書けるんでしょう?
まぁ、プロなのですからそう言ってしまえばそれまでなのですが、すごいなぁ。
さて、生活(たつき)のためには好き嫌いは言ってはおられません。
今日も一日がんばりますです。
桜ほうさら(上) (PHP文芸文庫)/宮部 みゆき

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