ごく最近追加されたデノミナシヨン、ボルドー・クラレとは・・・ フランスのワイン法は予告なく追加事項あり、予告なく抹消もあるのだ。

 

先日立ち飲みワインバーで葡萄の生い立ちについて話をしていたところ「VIVCの葡萄の調べ方が分かったら、フランスのワイン法のアペラシヨンを調べる方法もある」と話したものの、その URL が記憶から消えてしまっていた。

 

翌日会社のパソコンでお気に入りから立ち上げたのだが、やはり便利なものには落とし穴があるものだ。で、早速 INAO のサイトから「BORDEAUX」を検索したら、何と「ボルドー・クレレ」が2つになっていた。いやいや、これは私の見間違いで一つは「Bordeaux Clairet」で間違いなく「ボルドー・クレレ」なのだが、新しく登場したのは「Bordeaux Claret」ボルドー・クラーレットと英語読みするのかボルドー・クラレと読むのかは分からないが、今まで現れなかったのが追加されている。

 

法令詳細をコピーすると

 

2°- La mention « claret » est réservée aux vins rouges. 

3°- La mention « clairet » est réservée aux vins rosés foncés.

 

元々英国ではボルドー・ルージュを「Claret」クラーレットと呼んでいたので、敢えてそれを法令に追加したのか?

 

今更どうして? という疑問がわく。

 

法令詳細の他の部門すべて目を通したつもりだが、Bordeaux Claret に関する記述は確認できなかった。

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