『 旅館のスリッパの意味 』 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

旅館に泊まって、温泉に入って
のんびりして、さぁ部屋に戻ろう
としたら、自分のスリッパがない
という体験ありませんか。

そもそもあのスリッパは自分の
スリッパなのかどうかを考えた
こともありませんでした。

靴なら、サイズやデザインで自分
のものかどうかはっきりわかります。

これは欧米の個人主義による
ライフスタイルから、家の中でも
靴で過ごす習慣がある欧米人
ならではです。

日本人は、ずっと草履の文化でした。

草履やげたには右も左もありません
し、サイズもほぼ同じで、大中小が
あるぐらいでした。

日本の履物やスリッパはそもそも
他人が履くことを前提にしている
そうです。

脚下照顧という言葉があります。

これは、足元をよく振り返って見よ
という意味で、要するに、履物を
きちんとそろえなさいという作法の
教えです。

どんなに立派な成りをしていても、
その人の履物の脱ぎ方を見れば、
自分のことだけでなく、他人の事を
思いやる人かどうかわかる。

スリッパは誰が履いてもいいように、
次に履く人の事を考えてきちんと
そろえて脱ぎましょうという教えです。

それでも、僕は他人の履いたスリッパ
を履くのには抵抗がありますので、
脱衣所まで持ちこんでいます。


今日も一日楽しく過ごせますように。

ジョージ

No.1320

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

経営・マーケティングコンサルティング
アウトソーシング受託(経理・給与計算・販売管理)
ファイナンシャルプランニング

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名古屋市中区丸の内2丁目17-26-303

合同会社フロンティア CEO 後藤昭一

上海オフィス
上海睿德进出口贸易有限公司
副総経理

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