『 社員教育って必要なのか?』 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター


商売と言うのは、自分がお客の時にして
もらってうれしいと思うことを、一所懸命
すればお客さんは喜んでくれるものだと思う。


社員教育が大事なのもわかるが、頭で
理解させたことは、何日か経てば忘れて
しまうもの。


それよりも、日ごろから映画や小説などで
感受性を磨くことでおのずと社員教育にも
なるのではないかと思う。


マニュアルというのは、大量に人を採用
しても、誰でも均一なサービス、対応が
出来る意味ではすばらしい。


でも、中小企業ではマニュアルが必要な
ほどの人材を採用することも無いだろうし、
そのマニュアルを手間ひまかけて作る時間
もお金もないところがほとんど。


日夜、お客さんが喜ぶことを考えるという
ことを通して、自然に社員教育になるような
仕組みを考えたほうがよほど勉強になるの
ではないか?


「買ってください」では売れない時代。


お客さんのほうから、「売ってください」と
言わせるほどの商品、サービスを考えよう。


一例をだすと、ある本屋で定価1万5千円
の経営本があった。


店主はとてもいい本だからどうしても買って
欲しいと思った。


そこで、社員に考えさせて100冊を売り切る
方法を考えた。


その本はレジ横に置いた。


そして、予約者リストと予約日をずらーっと
書いてはりだした。


本には、ちゃんとPOPもつけた。

するとどうなったか?


なんと10人が予約の申込をした。


???


そう、それまでのリストはダミーだった。


でも、店主は社員の考えた方法を実行し、
その結果売れたのだ。


うそをつくことは良くないかもしれない。


でも、社員教育の一環で「営業することを
真剣に考えた」結果だと考えれば誰にも
迷惑をかけていないし、本当に読んで欲しい
本だと思ったからという。


お金を払って、誰かに教育してもらうことも
必要かもしれないが、自分達で手作りの
現場に根ざした実地教育のほうがはるかに
効果的だと思う。




八卦で占う、あなたの今日の行動のポイント


25 天雷无妄(てんらいむもう)-(上)


  无は無、妄はウソでウソがない、
  すなわち誠ということ。


むやみにむやみに動かず、人の

意見に素直にしたがうこと(×)


 

今日も一日楽しく過ごせますように。


ジョージ


No647


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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

経営・マーケティングコンサルティング
アウトソーシング受託(経理・給与計算・販売管理)
ファイナンシャルプランニング


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合同会社フロンティア CEO 後藤昭一


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