言葉でまごころ、やさしさを伝える | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

今年の100キロ歩こうよ大会では、
サポートメンバーが例年に比べて非常に少なかった。

全部で8ヶ所のチェックポイントから各自2、3ヶ所を受け持ち、
参加者の受け入れをする。

実行委員会からは、
テントの設営はしなくていいと聞かされていたので、
少しは楽かなと思い込んでいた。

しかし実際は、テント設営から撤去まですべて
その場のサポート部隊で行うことになった。

今年はタイムアウト制が導入され、
決められた時間までにチェックポイントに着かない場合は
失格という厳しい条件が付いた。

結果、その条件が満たせずタイムアウトになる人が
続出してしまった。

私たちサポート部隊も少ない人数ながら、
やることは例年と変わらないので、
疲れた徒歩参加者を少しでも快適に休ませてあげられるように
全力で作業をおこなった。

閉会式で、主催者でかつ
数年ぶりに徒歩参加者として息子さんと歩いた加藤さんが、
「疲れきった身体に、サポートの人たちのあたたかい言葉が
一番うれしかった」と言っていた。

昼間は遠くのほうに人影が見えれば、
両手で手を振りながら、チェックポイントを知らせ、
「おかえり~」とか「おつかれさま~」と大きな声で応援する。

夜間はヘッドライトを頭につけて、
同じようにヘッドライトをつけた人を見つけたら
同じことをする。

もちろん、マッサージや食事の提供もうれしいが、
言葉によってまごごろや優しさを感じたという感想が印象的だった。

自分の会社に置き換えたとき、
お客様にこうしたサービスができているだろうか。

言葉が足らないばかりに、トラブルや誤解を招いて
ビジネスそのものが上手く行かないことは多い。

言葉自体は無料だが、その価値は絶大だ。




八卦で占う、あなたの今日の行動のポイント


20 風地観(ふうちかん)-(五)

  人のふり見て我がふり直す。
  人生を深く洞察する時です。
  旅行には大変良い時。


今日も一日楽しく過ごせますように。


ジョージ

No633