商品を売る姿勢を売る その3 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

そうか、「商品を売る前にはしなければ
いけないこと」があるんだ。

ジャパネットの高田社長だって、
ラジオでただかん高い声を張り上げているから
売れているわけではなく、毎日、毎日いろいろなラジオ局で
「生で」あの声を張り上げているうちに
だんだんこの人は一所懸命がんばっているな
と勝手にリスナーが思い込んだんだ。

商品を売る姿勢を売っていた。
あるいは商品を売る前に自分を売っていた。

ラジオがメインだった当時は、高田社長の顔すら
知らない人がほとんどだったと思う。

商品を売ったのか、あるいは売れたのか
ということをクライアントさんが口にする。

これは似ているようでまったく次元が違う。

売れたのは現象で、売ったのは行動。

売りにくい商品でも売る行動ができる人や集団は強い。
どうやったらこの商品が売れるのかを常に考え、
試行錯誤を繰り返しながらチャンスを待つ。

しかもただ、じっと待つだけではなく
相手との関係性をきちんと築くことも忘れない。

あなたがどんなにがんばろうが、
「相手が、この人はがんばっているなと思わない限り」
販売には結びつかない。


ジョージ

No.567