お買い得は本当にお得? | GEORGE TIMES

GEORGE TIMES

30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

買い物に行くと、よくチラシやPOPに
「お買い得商品」、「お値打ち商品」などと書いてあります。

定価に比べていくらか安いから、
そう書いてあるのだろうと思います。

でも、本当にお買い得商品やお値打ち商品なのかな
と疑問を持ってしまうこともあります。

「他店より1円でも高ければ、値引きします」という戦略で、
売上を伸ばしてきたヤマダ電機やオーケースーパー。

これは、地域で一番安いということを顧客にアピールすることと、
さらには、「お客様には損をさせませんよ」というメッセージです。

「損をするのは私たちお店側で、お客様には損をさせません」

お買い得やお値打ちは、一部の人にはそうであっても、
すべての人にあてはまるかどうかが曖昧。

つまり基準があってないようなもの。

たまたま仕入値が安かったから安く提供できただけかもしれないし、
在庫を抱えたメーカーから頼み込まれて、
本当はお店側がすごく得をしているのに、
「お得」と言っているのもかもしれない。

商売は奥が深い。


ジョージ

No.536