巷で流行の兆しがみえるグルーポン。先日地元
名古屋でも、ZIP-FMが「ジッポン」、中京
テレビが「チュ~ポン」を相次いで投入した。
それだけビジネスのうまみがあるということらしい。
ご存じの人も多いと思うけど、要はお店の商品、サービス
を定価の半額以下でキャンペーンをやって販売する。
そしてたくさんの人が買ってくれると、その紹介会社が
クーポン売上げの50%をもらいますよって商売です。
商品提供会社は、半額にして売ることで新規客を
たくさん集めて売上げを作ることができます。
だから、半額というのは広告宣伝費ですというのが
多くのお店の理解のようです。
でも、たくさん売れれば売れるほど、広告宣伝費が
かさむ。最初から安売りして赤字なのに、さらに広告
宣伝費が追い打ちをかける仕組み。
500人が50%OFFの1000円のクーポンを買って
50万円の売り上げがあっても、その瞬間に25万円が
広告宣伝費として搾取されてしまう。
紹介サイトは在庫を持たないので、リスクはほぼゼロ。
しかも一時的にお店が大混雑するため、オペレーションに
人件費がかなりかかることも予想されます。
アメリカでは、クーポン購入者が3人のお友達を新たに
紹介すると、クーポン購入者はタダになるというサービス
まで登場しています。
この先どうなるのでしょうか。
ジョージ
No.526