先日役得で、名古屋フィルハーモニー交響楽団
の本番前日のリハーサルを見るチャンスが
ありました。
そこで思ったことが、「やっぱり、プロの
レベルは違うということです。」
13時スタートのリハーサル。
私は10分前にリハーサル室に入りました。
50人近い団員さんが、私服でみんな勝手に
自分の楽器の練習をしていたので、最初は
何の曲かわかりませんでした。
そして13時丁度に、指揮者が椅子に座って
タクトを振ると、一斉にすばらしい音色を
奏で始めました。
翌日は名フィル恒例のクリスマスポップスコンサート。
(行ったことはありませんが)
クリスマスソングや、アバなどのポップスを
1時間ほど堪能してきました。
その後に、いろいろ質問するコーナーがあって、
団員の選抜方法などを聞いて驚きました。
またまたやっぱりプロだなと。
1次診査は、カーテン越しに演奏。
各募集楽器の演奏をしてもらうそうです。
そして合格したら、今度はその楽器の団員さんたちと
一緒に演奏して、合否判定をする。
これが2次審査。
3次診査は、数ヶ月にわたって、楽団に参加して
そこで最終結果を待つ。
その間約半年ぐらいだそうです。
晴れて楽団員になれれば、年間十数回の海外公演などを
含めて、年間120日ほどの演奏会に参加するんだ
そうです。
そしてその前日は必ずリハーサルがあり、休みの日も
ほとんど、みなさん楽器の練習をしているんだそうです。
つまり365日のほとんど楽器に触っている。
本当にプロはすごいです。
好きを仕事にするってこういうことなんですね。
ジョージ
No.505