スナック菓子などのパッケージの裏を見ると、
日本語表示以外に英語、中国語、韓国語などが
表記されている商品が増えてきました。
なるほど、ネスレやP&Gなどのグローバル企業
にもなると、当然多国語での表示もありえるなと
思っていました。
しかし、ある雑誌に面白い記事を発見。
日本市場は、とにかく商品の回転サイクルが早い。
コンビニではそれがとっても顕著。
POSデータで売れなければ、1週間で撤去も。
スーパーでも次から次へと新商品が登場してくる。
そこで、当然売れ残り、返品、在庫という悪循環。
でもさすが多国籍企業。
日本で売れ残った商品を、韓国、中国へと輸送する。
その雑誌には、「時間のからくりで儲ける」と
書いてありました。
中国に持っていって、日本の定価の半値で売っても
廃棄処分するより十分儲かる。
だから船便でコストをかけても、捨てるよりマシ。
なるほど、多国語表記は捨てない工夫だったんだ。
ジョージ
NO.454