マクドナルドがビッグマックを大幅値引きで
販売して先月売上高で過去最高を記録した。
そして、それに続いて今月はまた新しい商品を
期間限定で投入した。
結果はいかに。
安売りは百害あって一利なし。
それでも大手は資本力を武器にEDLP
(エブリデーロウプライス)を続ける。
しかし、大手は安く売ってもしっかり利益が
でる仕組みになっている。
あきんどは、損して得とれが心情。
初めは多少損しても、後で利益が出ればよし
ということで、お客さんとの長い関係を
続けていくことを第一の目的としてきた。
大手は知識や知恵を駆使して一円でも安く、
そして一円でも多く儲けることを考えている。
10年前と比べて、サラリーマンがランチに使う
費用が200円減っているそうだ。
今や500円台が普通だが、そこにマックやすき家は
200円や280円という価格で勝負をかけてきた
ということ。
肉を大量に仕入れることは当たり前で、期限切れ間近
の精肉を卸値の1/10で仕入れたりするのだそうだ。
だからこういう値段でもできてしまうらしい。
(ちなみにマックやすき家がそうしているという
意味ではありません。)
中小企業は価格で勝負しても絶対に勝てない
ということがわかると思う。
だからこそ、何度も言うがファンを作ることが大切。
儲けるとは、信者を作ることだと思っていたが、
最近、信用される者になることだと学びました。
いかに信用される人になるか。
それができれば何も怖くない。
ジョージ
NO.453