『 あきんど頭で考える 』 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

マクドナルドがビッグマックを大幅値引きで
販売して先月売上高で過去最高を記録した。

そして、それに続いて今月はまた新しい商品を
期間限定で投入した。

結果はいかに。

安売りは百害あって一利なし。

それでも大手は資本力を武器にEDLP
(エブリデーロウプライス)を続ける。

しかし、大手は安く売ってもしっかり利益が
でる仕組みになっている。

あきんどは、損して得とれが心情。

初めは多少損しても、後で利益が出ればよし
ということで、お客さんとの長い関係を
続けていくことを第一の目的としてきた。

大手は知識や知恵を駆使して一円でも安く、
そして一円でも多く儲けることを考えている。

10年前と比べて、サラリーマンがランチに使う
費用が200円減っているそうだ。

今や500円台が普通だが、そこにマックやすき家は
200円や280円という価格で勝負をかけてきた
ということ。

肉を大量に仕入れることは当たり前で、期限切れ間近
の精肉を卸値の1/10で仕入れたりするのだそうだ。

だからこういう値段でもできてしまうらしい。
(ちなみにマックやすき家がそうしているという
意味ではありません。)

中小企業は価格で勝負しても絶対に勝てない
ということがわかると思う。

だからこそ、何度も言うがファンを作ることが大切。

儲けるとは、信者を作ることだと思っていたが、
最近、信用される者になることだと学びました。

いかに信用される人になるか。

それができれば何も怖くない。


ジョージ

NO.453