名古屋駅前の松坂屋が先月末で閉店しました。
再開発の一環で閉店するという理由ですが、
実態は名古屋の人ならみんな知っています。
そう、売れないからです。
でも、閉店セールとなったとたんにお客さんが
どーんと押し寄せる。
どこでも見られる光景です。
経済のひとつの側面が消費です。
その消費は、まさに感情でしか動かない。
「あれ安い!」、
「今買わないと!」、
「これ欲しい!」
さまざまな思いが心の中で渦巻き、
財布のひもをゆるめる。
だからこそ、売り手は消費者の感情を知る必要が
あるし、それを学ばないとこれからますます売る
ことが大変になる。
先日、日銀の金融緩和決定のニュースが流れて、
その翌日の株価は大きく上昇したものの、すぐ
次の日には、今年最安値を記録しました。
金融マーケットですら、人が株や為替の売り買い
しているので、感情で動いているということ
を実感しました。
難しい経済や経営理論を学ぶより、繁盛している
お店を研究することのほうが今の時代に合っていると
思います。
ジョージ
NO.439