『 経済は感情でしか動かない 』 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

名古屋駅前の松坂屋が先月末で閉店しました。

再開発の一環で閉店するという理由ですが、
実態は名古屋の人ならみんな知っています。

そう、売れないからです。

でも、閉店セールとなったとたんにお客さんが
どーんと押し寄せる。

どこでも見られる光景です。

経済のひとつの側面が消費です。

その消費は、まさに感情でしか動かない。

「あれ安い!」、
「今買わないと!」、
「これ欲しい!」

さまざまな思いが心の中で渦巻き、
財布のひもをゆるめる。
 
だからこそ、売り手は消費者の感情を知る必要が
あるし、それを学ばないとこれからますます売る
ことが大変になる。

先日、日銀の金融緩和決定のニュースが流れて、
その翌日の株価は大きく上昇したものの、すぐ
次の日には、今年最安値を記録しました。

金融マーケットですら、人が株や為替の売り買い
しているので、感情で動いているということ
を実感しました。

難しい経済や経営理論を学ぶより、繁盛している
お店を研究することのほうが今の時代に合っていると
思います。


ジョージ

NO.439