『 モチベーション 3.0 』その2 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

アマゾンの書評・ウィキペディア・クックパッド、
あるいはTDLのボートこぎなど

企業側がお金を払うわけでもないのに、みんなせっせと

書き込みをしたり、ボートこぎをしています。

しかもそれがその企業の価値を高め、利益の貢献、
社会の貢献に一役買っています。

パソコンが普及したことによって誰でも、手軽に
自分の意見を言うことができ、情報を発信する
ことができるようになりました。

でも、その前からも実はそういうことは私たちの
周りにはたくさんあったんです。

人は課題に取組むこと自体が、「内発的報酬」
にあたるということを体験しています。

子供のころに夜中まで作ったプラモデルやパズル。

誰も頼んでいないし、完成したからといって誰かが
お金をくれるわけでもない。

ただ、自分がそうしたいから作っているだけ。

しかし、大人になって、会社に入って、仕事を
するとお金がもらえるということが習慣に
なってしまったことから、だんだん私たちの
モチベーションが変わってきた。

つまり、何かをしたら、見返りがある。

これがモチベーション2.0の信賞必罰。

大量生産・大量消費の経済成長時代には、「管理」
することが企業の命題だったことから、「2.0」
は非常に機能した。

しかし現代は無から有を生む、ゼロイチ社会。

そこには2.0の限界があった。


ジョージ


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