アマゾンの書評・ウィキペディア・クックパッド、
あるいはTDLのボートこぎなど
企業側がお金を払うわけでもないのに、みんなせっせと
書き込みをしたり、ボートこぎをしています。
しかもそれがその企業の価値を高め、利益の貢献、
社会の貢献に一役買っています。
パソコンが普及したことによって誰でも、手軽に
自分の意見を言うことができ、情報を発信する
ことができるようになりました。
でも、その前からも実はそういうことは私たちの
周りにはたくさんあったんです。
人は課題に取組むこと自体が、「内発的報酬」
にあたるということを体験しています。
子供のころに夜中まで作ったプラモデルやパズル。
誰も頼んでいないし、完成したからといって誰かが
お金をくれるわけでもない。
ただ、自分がそうしたいから作っているだけ。
しかし、大人になって、会社に入って、仕事を
するとお金がもらえるということが習慣に
なってしまったことから、だんだん私たちの
モチベーションが変わってきた。
つまり、何かをしたら、見返りがある。
これがモチベーション2.0の信賞必罰。
大量生産・大量消費の経済成長時代には、「管理」
することが企業の命題だったことから、「2.0」
は非常に機能した。
しかし現代は無から有を生む、ゼロイチ社会。
そこには2.0の限界があった。
ジョージ
NO.424