1973年に大阪千日前で開業した
お好み焼きの千房(ちぼう)。
開業当初は、いつも閑古鳥が鳴いていた。
あまりに暇なので、自転車にカラの岡持ちを持って
辺りを走ってみた。
しばらくそんなことをしていると、ある時
近所の人から声をかけられる。
「いつも自転車で出前して、忙しそうやなー。」
「うちも出前頼むわー。」
「???」
そうかっ!
忙しそうに見えるんか?
その出前の味が評判を呼び、そのうち店にも
お客さんがどんどん来るようになった。
今や全国に出店し、一代で財を築いた。
千房の中井会長さんは、今思えば本当に思いつき
の行動でしたと言っています。
でもあのまま待っていたら、とっくにつぶれて
いたかもしれません。
待っているうちは何も起こらない。
自分ができることから何か行動してみる。
ジョージ
NO.378