流行っていない店を儲かっているように見せる工夫 | GEORGE TIMES

GEORGE TIMES

30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

1973年に大阪千日前で開業した
お好み焼きの千房(ちぼう)。


開業当初は、いつも閑古鳥が鳴いていた。


あまりに暇なので、自転車にカラの岡持ちを持って
辺りを走ってみた。


しばらくそんなことをしていると、ある時
近所の人から声をかけられる。


「いつも自転車で出前して、忙しそうやなー。」


「うちも出前頼むわー。」


「???」


そうかっ!


忙しそうに見えるんか?


その出前の味が評判を呼び、そのうち店にも
お客さんがどんどん来るようになった。


今や全国に出店し、一代で財を築いた。


千房の中井会長さんは、今思えば本当に思いつき
の行動でしたと言っています。


でもあのまま待っていたら、とっくにつぶれて
いたかもしれません。


待っているうちは何も起こらない。


自分ができることから何か行動してみる。


ジョージ

NO.378