じおまろの野望 ~アビシニアン VS ロシアンブルー~
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ジオ、ありがとう



皆さん、こんにちは。

久しぶりのブログ更新になりますが、
今回、悲しいお知らせをしなくてはいけません。

ジオが、7/11 10:52 虹の橋へと旅立ちました。
今月末の12歳の誕生日を迎える事なく、急ぎ足で逝ってしまいました。

今後、誰かの参考になるかもしれないので、詳細を残します。
長文になりますが、良ければ読んで下さい。


食いしん坊のジオが、GW前から食欲にムラが出始め
(カリカリを全く受け付けない・ウエットは食べる)、
季節の変わり目や年齢のせいかと少し様子を見ていましたが、
今まで大好きだったお刺身や嗜好品(牛乳や猫用チーズ)にまで反応しなくなり
不安を覚えて、病院に行ったのが6月初旬。

今思えば、吐く回数が多少増えていましたが、
もとから空腹時に胃液や換毛時季には毛玉を吐く事が多かったので、
一時的なものかと、さほど気にかけていませんでした。

病院では、血液検査、X線、超音波、尿検査と症状と年齢から考えられる
検査を一通りしました。
腎臓は、異常なし。

肝臓のALTの数値が423と高く、他のBUNやCRE、T4は正常内で
ALTは基準値の4倍近くありましたが、獣医さんの話では
『4倍ではあるが、恐ろしく高い数値な訳ではない』との話でした。

肝機能に思い当たる症状が、食欲不振しか現れていない為
今回の検査で現在の症状が肝臓の影響なのか、
それ以外の原因なのかは、この時点では判断がつきませんでした。

ただエコーやレントゲンを見て、肝臓全体にモヤのような影があり、
表面がボコボコして『腫瘍の可能性も考えられる。』との話がありました。

詳しい事は、更に検査しないと判断がつかないとの事で
開腹手術をし直接細胞を取る方法と患部に針を刺して細胞を採取する
生検の説明がありましたが、開腹手術は年齢的にリスクを伴い、
生検は針を刺した場所によって正確性に欠ける事から経過観察とし、
この日は吐き止めと胃薬を処方され帰宅しました。

先生からは今後の方針を決めない限り、何度も血液検査をして数値を比較しても
何もしないなら、それは人間のエゴだからやめた方が良い旨話がありました。

       
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その後、相変わらずカリカリは食べない。吐く頻度は減ったものの
(病院から処方された吐き止めは拒絶されたので、やめていました)
生餌にも食欲のムラが出始め、体重を落とさないように試行錯誤をしていました。

しかし食べる量がかなり少量になった事で、段々と体重が減り始め
新しい一歩を踏み出す時かと思った矢先、耳に黄痰が出ている事に気付きました。
白目や口の中など他も急いで調べてみると、そこにも黄痰が確認出来ました。

緊急で夜間病院にかかろうかと思いましたが
翌朝一番で、6月に診て頂いた病院に駆け込みました。
それが、7/6の話です。


血液検査等、一通り検査をして1ヶ月前の結果と比較をしてみたら
ALT以外の数値も上がっており、X線ではモヤのように映っていた部分が
以前より鮮明に影となっていました。
触診でも腹部に腫瘍のような物が確認が出来るまでに大きく育っている事や
腸を圧迫している旨、説明がありました。

選択は以前の2点と、何もしないで黄痰対応に点滴だけをする事。

開腹手術では、肝臓は全て摘出できる臓器ではなく、
腫瘍が目視で確認出来た場合もエコー結果から全体に散らばっている為、
全て切除が出来ないので、そのまま閉じる可能性が高い説明がありました。
要は現状確認の為だけに開腹する事になるだろう。と・・・


開腹は、原因がはっきりしないまま踏み切るにはハイリスク過ぎて
私達は生検と、同じ全身麻酔中に処置できる食道から強制給餌が出来る様
チューブの挿入をお願いしました。

チューブを挿入する緊急性はすぐにはありませんでしたが、
いずれ必要になる事が予想され、何度も全身麻酔をする事にも抵抗があり、
同日にする決断をしました。

この日から生検の結果が出るまでの間、
静脈点滴・胆管の詰まりを解消する投薬・強制給餌・定期的な血液検査など
1週間の入院予定で動いていました。

途中、黄痰はなかなか消えないもののALTの数値が激的に低下したり、
今まで検査項目の対象としていなかった検査の数値が高かったりと
一喜一憂でしたが、毎日夫婦でジオに会いに行きました。

食道にチューブをつけてから喉に違和感があるのか
ジオの呼吸が少し荒いのが気になりましたが、
多少の炎症はあるとの事で心配はしていませんでした。
しかし日がたってもなかなか呼吸が落ち着かず、肺等の検査をしましたが
特に異常も見つかりませんでした。


1日おきに体調に波のあるジオ。

当初、生検の結果をもって今後の診療の見極めをし
(腫瘍・肝脂肪・膵炎)治療方針を考え退院日を決める予定でしたが
結果が1週間で出るか10日かかるか分からない為、
まだ検査結果が出ていないけれど、病院にいても出来る事は限られる事から
土曜で退院し、自宅にて強制給餌・皮下点滴を行う方向で話がまとまりました。
私達がそれを望んだのと、病院によるジオのストレスを軽減したかったのです。


自宅看護に不安もありましたが、
日中自宅にジオを置いて仕事に出るのは避けたかったので
実家(職場)に泊り込みで、仕事をしながらジオのお世話が出来るよう
準備も万端でジオの退院に踏み切りました。

実家は、病院からも徒歩圏内で
ジオもよく懐いていた為、その点は安心していました。


土曜の夕方迎えに行く約束をして
金曜の面会を終え、迎えた翌日・・・


朝から激しく鳴る携帯の呼び出し音に飛び起きると
病院から『ジオの容態が急変した。どれくらいで来れますか?』と連絡が。

急いで病院に駆けつけるとそこには、処置室で酸素ボンベをつけられ、
苦しそうに横たわるジオが目に入りました。

先生の話では、『腹水が少したまり、最期の時が来ている。もって48時間』と。


病院では今まで泣きませんでしたが、
ジオに呼びかけながらポタポタポタポタとめどなく涙が落ちていきました。

先生に判断を仰ぐと『逆にどうしたいですか?』と聞かれたので
連れて帰りたい』と声にならない声で伝えました。

車で15分の移動も『今ならまだ呼吸が安定しているから大丈夫』と言われ
食道のチューブも外してもらい、連れて帰る準備をしてもらいました。

この状態ではもう何もしてあげれる処置はなく、
今後予想される症状の説明を受け、家に向かい急いで車を走らせました。

車内では、身体を伸ばしている方が楽との指示で
後部座席に寝かしました。呼吸が苦しいのか時々口呼吸をしていました。



緊急事態に自宅の準備が何も出来ておらず
急いでマロを隔離し、ジオの部屋の環境を整えました。

ベッドに下ろすと苦しそうに何度も体勢を変えるジオ。

ベッドの上を動いて180度体勢を変えると、楽な体勢を見つけたのか
カピバラ丼♂の寄り添うように、慣れ親しんだ窓の外の景色を眺めているようでした。



あんなに苦しそうだった呼吸も安定し、鼻呼吸をしながら
30分ほど穏やかな時間を過ごしました。

寝ているのかと錯覚するほど静かに・・・
鳥のさえずりや扉の向こうのマロの声を聞きながら
いつもの日常と変わりない時間を過ごしました。

鼻呼吸でヒクヒク動くお髭がとっても可愛くて、
カピバラ丼♂とジオをずっと眺めていました。



突然、ジオがベッドから降りようと身体を下に傾け落ちるように
下へ行こうとするので、身体を支えてフローリングに下ろしてあげました。
もう腕も足も力が入らず、亀が移動するようにバタバタと滑るように移動し始めました。

ベッドの上に抱きかかえようかと思いましたが、
下手に動かさない方が良いと判断し見守りました。
しかし、匍匐前進のままベッドの下に潜ろうとしたので、
たまらずベッドの上に乗せました。

変わらず手足をバタバタと、もがくように移動するジオ。。
その後、胃の中も空だろうに・・・突然苦しそうに嘔吐したかと思ったら、
何度か戻した後、そのまま逝ってしまいました。

少し失禁もしましたが、黄色いものの無臭でした。
もう腎臓も機能していなかったのかもしれません。


先生には、最後には今よりずっと呼吸が荒くなって
窒息死の可能性を聞いていましたが、
ジオが苦しんだのは2.3分の出来事で、さほど苦しむ事もなく、
本当にアッと言う間の最後でした。
       
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金曜の面会時から息があがっていて
匍匐前進(後ろ足が滑る感じ)の兆候がありました。
この動き自体、ネットで調べると良くない兆候の表れとありました。。

病院の話では、今日はこんな調子で1日ぐったりしていた。との事だったので
ジオは苦しかったと思うけど、私達の
必ず連れて帰るから』『明日退院でお家に帰れるよ』って言葉を信じて、
土曜の朝まで持ちこたえてくれたんだと思います。


きっとお家に戻っていつも眺めていた景色を見て
入院前となんら変わらない平凡な日常に
もしかしたら、もう少し頑張りたかったかもしれないけど、
気が抜けて安心しちゃったんだと思うんです。

家に戻って小1時間のアッと言う間の出来事でした。

金曜、病院で先生と自宅看護の話をしていた時、
長期戦になる事や、寿命は長くて年内等の話をしていただけに
本当に突然の事過ぎて。。早すぎて。。気持ちの整理がつかなくて、
後悔もしたし、夫婦で沢山泣きました。


でもジオ、自宅に戻って本当穏やかな顔してたんです。

カピバラ丼♂に妬けるぐらい幸せな顔をしていました。
だから・・・ きっとジオ、嬉しかったんだと私は思います。


こんな形でお別れする事になってしまったけど、
自宅で看取る事が出来て良かったと今は思えます。

どの選択をしても後悔はついてまわります。

ジオにはマロとの事で我慢してもらう事が多かったけど
本当に賢くて、猫らしい部分も多くて、
でも甘えん坊で、私達を信用してくれる子でした。

入院させて寂しい思いをさせてしまったけど、
良くなる事を願って私達が行動した事、きっとジオはわかってくれると思います。


11年と11ヶ月15日の猫生でしたが
私達はジオと一緒にいれて、本当に幸せでした。
今は感謝の気持ちしかありません。

       
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今日13日、火葬場でジオと最後のお別れをしてきました。

しばらくお別れですが、いつか自分達が死ぬ時まで
向こうで待っててくれると思います。

その再会の時までの辛抱です。
また逢える事を願って、笑顔でジオを見送る事が出来ました!


今頃、虹の橋のたもとに向かってお空にいると思うので
空を見上げてみて下さい。


皆さんにこんな形で報告する事は、とても悔しいですが・・・
ジオ頑張りました!

長文&乱文にも関わらず、
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


まだわかりませんが、今後もブログを続けるとしたら・・
今まで通り、元気なジオが登場しますので、応援して下さい。


                              
                                  カピバラ丼より。











クリスマス間違い歌さがし

メリークリスマス!


皆さんお元気ですか?


今年もクリスマスがやってまいりました。



今回は、「間違い歌さがし」をやりますよ~!


曲目は、クリスマスにちなみ「ジングルベル」です♪


皆さんご存知のあの曲の歌詞に、こっそり間違いを仕込みました。


いくつ間違いがあるか、よーく探してみて下さい。



それではどーぞ♪






「ジングルベル ~Jingle All The Way~」



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07



08



09


さぁ、よい子の皆さんは間違いがわかったかな?


3つ以上わかったら、キミはもう大人のなかまいりだ!



それではよいクリスマスを過ごしてね♪















じおまろ妖怪図鑑★第40巻



皆さん、お久しぶりです♪

またご無沙汰してしまい、すみません。



11月に入り、日に日に寒くなってきましたね!

なんでも北海道では、初雪とか。。


年賀状販売やおせち料理の予約など、

年の瀬を感じる季節となってまいりました。




他にも身近で、を感じる事と言えば・・・

この妖怪の存在です。

皆さん、知ってました?
冬』は、妖怪の嫌がらせが多い季節なんです!!


今回紹介するのは、

その代表格


それでは、どーぞ!!





妖怪その40

猫の頭脳と最新工学の粋を集め、誕生したロボット妖怪。


合計身長180cmにもなる長身を利用し、

殺戮ロボット『ネコミネーター』として、人類に戦いを挑んだが、
人類の最終兵器『ねこじゃらし』に対抗出来ず、あっさりと敗北・・・


その後、改良を重ね完成した

ネコミネーター『AM4:00型』で、朝の寝込みを襲い

人々を連日寝不足に陥れている事に成功している。




寝不足の人は、

コイツに憑りつかれているかもしれない!ので、気を付けろ!!

そして・・・踏まれないようにも最新の注意を払うのだー!


それでは、またね♪


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