はじめまして、管理部所属の安齋です。
部署の特性的なものもございまして、なかなか業務が絡むお話をするのは
難しいので管理部門の中でもメインで登場する数字の不思議のお話しと
自己紹介的な何かを書こうと思います。
私の前職はいわゆる日商簿記検定やら税理士試験やらの合格を目指す専門学校で教師をしていたわけですが、元々は商業高校出身でも無くふとしたきっかけで経理(会計)寄りの道を歩む事になりました。
遡ると小学校時代にとある進学塾で講師からこんな問題が出されました。
今から適当に数字を書くので整数の3で割り切れるか通常の筆算を使わずに判断しなさいと。。。
123456789→割り切れる
7788562 →割り切れない
77885622 →割り切れる
586425 →割り切れる
こういった具合に無秩序な数字の羅列からすばやく3で割り切れるか判断するのは当時の私には難問中の難問でした。
2週間程度考え抜いたあげく当然ギブアップしましたね。当時の記憶が今でも鮮明に残っていますが朝から晩までこの難問を解くべくひたすら考えていました。
答えを聞いた時の衝撃も覚えています。
A.記載された数字の総和が3で割り切れるのであればその数字は3で割り切れる。
1+2+3+4+5+6+7+8+9=45 ←45は3で割り切れるので結論は割り切れる。
聞けば「そうなんだ、へぇー」程度の話なのですが、受験テクニックの一つだったようです。
時は経過していずれ社会人になるにあたって自分が何をしたいのか全くイメージつかなった時期に、唐突に当時の自分の中では衝撃的な記憶が蘇ってきたタイミングがありまして数字にまつわる仕事って面白そうだからそれを生業として食べていこうかなと思ったのが、現在の職についている源泉となりますでしょうか。
すごく些細なきっかけではありますが、人の人生ってそんなもんかなとも最近思いふける事も多々あります。
数字にまつわる不思議というか難問の中に「ミレニアム懸賞問題」というものが存在します。
アメリカのクレイ数学研究所より100万ドルの懸賞がかかった7つの数学上の未解決問題を指します。
その内の1つはグリゴリー・ヤコヴレヴィチ・ペレルマン博士によって証明されて現在は6つとなっています。
少し前にNHKスペシャルで放映されたのでご覧になった方もいらっしゃるかも知れませんね。
興味のある方は検索してみると詳細な内容が分かると思いますが、問題を見た私の感想は「そもそも問題文の意味すら全く分からない」でした。
世の中には日夜この問題に立ち向かっている数学者がいるという事で、これもご自身が選択した職の一つなんでしょうね。
本当に色々な人生の選択がありますよね。
まとまりも特にありませんが、数字の不思議?と私の自己紹介?的な内容でした。