カイロ空港でロストバゲージ | Nairobi Today

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娘13歳の学校が夏休みに入ったので

しばらく一時帰国していました。

先日カイロに戻ってきたのですが、

帰りの便でロストバゲージ(涙)。

今回は夫のレポートでお送りします。

 

***

 

先日一時帰国し、スーツケース4個と段ボール2個に生活必需品を満載し、帰路羽田からITAエアウエイズで、ローマ経由カイロに戻りました。羽田発が遅れた為、ローマでの乗り換え時間が90分ぐらいでしたが、我々家族は余裕で乗り継げて水曜午前3時にカイロに到着。

 

預け荷物に入れたAirTagを見ると、6個とも数時間前にローマにあることしか分からず、ドキドキしながら待っていると、なぜか2個だけ到着。全ての荷物が出終わり、ロスバケが確定したところで、その場に居る航空会社の職員に申告。職員は既にロスバゲリストを持っていて(じゃあ早く教えてくれ)、必要事項を伝え(全員のパスポートと航空券、荷物番号、数、色、形状、メーカー、住所、電話番号、メール)、宅配は信用できないので(いつ、どんな風に扱われて運ばれるか不安)、空港引き渡しを希望して帰宅。

 

ロスバゲ以外はかなり良かったITAエアウェイズ


昼頃、メールが届き、同日水曜夕方18時に到着する次便に4個とも積まれたとのこと!実は冷蔵品がその内の1つに入れてあったので、嬉々として空港へ。カイロ空港では、入国当日に限り、空港の制限エリア内に入ることができ、当該機の荷物受け取りベルトコンベアで受け取れます。パスポート、航空券、荷物番号票、航空会社への申告書が制限エリア入場に必要です。

 

あとは、出てきた荷物を受け取り、通常通り通関して帰宅、とならないのがITAエアウエイズ。待てども待てども4個とも出てこず。ここでAirTagを入れていたことを思い出し、チェックすると、1-2時間前にローマ空港に在る記録が。飛行時間は4時間だったので、届くわけがない。

 

再びそこに居る航空会社職員にクレーム。「よくあるんだよ、次の便かな、インシャ・アラー」で終わり。期待してないけど、お詫びなどありません。ほかにも何人か同じ目にあっており、ブチ切れていましたが、来ないものは来ない。

 

あきらめの境地

 

青いのだけはぐれてるけど大丈夫?


次便は利用した便の24時間後で、木曜午前3時に到着。がっ、ここでITAエアウエイズの変なルールが。翌日以降の空港でのロスバゲ引き取りは、午前9時半~午後1時半のみで、週末の金土は休み。前回の反省を踏まえ、AirTagをチェックすると午前4時ぐらいにカイロ空港にすべて到着!!

 

冷蔵品への焦りを抱えながら、仕事の合間の午前10時半に空港へ駆けつけ、航空会社の荷物カウンターに行くと、取ってくるからしばらく待て、とのこと。30分、1時間、何の進展もなし。こちらもエジプト慣れしてきたので、最悪2時間ぐらい待たされるかも、と思っていたのですが、いつも我々の予想の上を行くエジプト。結局3時間待たされてようやく受け取れました。

 

職員曰く、すべての航空会社の過去24時間の到着ロスバゲを税関がまとめて検査するので、どの航空会社もみんな待たされるとのこと。幸いどの荷物も税関で止められることもなく、奇跡的に冷蔵品もまだ少しひんやりしていました。ありがとう日本の保冷バッグと保冷剤。

 

よくがんばりました。次回は発泡スチロールかな


余談ですが、私はカイロ空港のカオスが大嫌いなので、いつもMeet&Greetサービス業者を利用していて、今回も彼らが航空会社や空港職員とのやり取りをサポートしてくれました。空港ビル内は基本立ち入れないし、どこに航空会社の荷物引き取りカウンターがあるのか、どうやって制限エリア内に入るのか、怒号が飛び交う会話(実は普通のエジプト人の会話)等々知らないと結構大変だと思います。

 

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