チップの相場 | Nairobi Today

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スイスでは実はあまりチップの習慣がなく
(料金にがっつり含まれている)
外食の時に端数を丸めて多めに支払う程度
だったので、エジプトに引っ越してきた頃は
久しぶりのチップ文化にオロオロしました。

1年暮らして、たぶん正解と思われる相場が
わかってきたので、書き留めておきます。
(公式レートは現在1ポンド=4.8円)

■相場まとめ
なんとなくお賽銭的に→5ポンド
普通に仕事してくれたら→10ポンド
ちょっといい働きには→20ポンド
ありがとう助かった(軽め)→50ポンド
ありがとう助かった(重め)→100ポンド
素晴らしい!→200ポンド

***

トイレやロッカーにいる清掃の人には
5ポンド札を渡すようにしています。
誰かがいるトイレはたいてい紙もあり

(エジプトなりに)きれいで快適。

普通はドアの近くに立ってさりげなく

チップ待機してますが、そうでなければ

特に払いません。


たまに積極的な人もいて

個室にエスコートしてくれるとか
ペーパータオルを渡してくれるとか

特に要らないサービスをしてくれます。
そんな時は少し多めに渡すこともあるし、

手持ちの小銭がなければ

「ありがとう」で済ませたりもします。

 

***

 
フードデリバリーなど、なにか頼んで
届けてもらったときは基本10ポンド。

スーパーで買った荷物を車まで

運んでもらうような時も10ポンド。

ネットスーパーで注文したときは

買い物の手間賃をいれて15ポンドを

届けてくれた人に渡すようにしています。

 

ホテルでポーターさんに荷物を

運んでもらったり、ルームサービスを

頼んだり、ハウスキーパーさんに何か

持ってきてもらったりも10ポンド。

10ポンドは潤滑油のような存在です。

 

***

 

カイロではUberでの移動が便利。
車は基本ボロボロだけど今のところ
嫌な思いをしたことはありません。
30分くらいの距離で料金は
だいたい100~150ポンドほど、
チップはUberアプリ上で10,15,20
から選べるようになっています。
 
エジプトの運転マナーは最悪で
道路事情もかなりトリッキーなので
事故無くついただけでも100点満点。
私は願掛けもかねていつも20ポンド
にしています。
 
***
 

日々あちこち不具合だの破損だので
業者さんを呼ぶことも多いのですが、
ちゃんと仕事をしてくれた場合は
「また壊れた時はよろしくね」の
気持ちを込めてチップを渡します。


内容によって20~50ポンド、

専門職の方が数時間かけ作業して

見事に直ったときは100ポンドを

お渡しすることが多いです。


200ポンドをチップで渡す機会は
あまりないのですが、気持ち的には
「ボーナスよ!とっといて!」と
バーンとあげる感じ。

 

***


ちなみに飲食店ではたいていのお店で
サービス料12%が載せられるので
必ずしもチップを払う必要はありません。


ただ知り合いのエジプト人によると、
この12%は店側が懐にいれてしまい

サービスしている人には届かないことが

多いらしく、さらに現金のチップを

渡していると言っていました。太っ腹。

 

我が家の場合は12%があれば端数を

丸めて払うぐらい。そうでなければ

10~15%ぐらいを目安にしています。

 

ちなみにスタバとかではチップ不要、

小銭が出たらカウンターのボックスに

入れるくらいです。

 

***

 

観光でガイドさんに案内してもらった

時は1日20ドル、ドライバーさんは

10ドルが一般的な相場のようです。

他のチップと比べると別格ですが

これはもうお約束というか、料金の

一部ぐらいの感覚でお支払いします。

 

***

 

エジプトはインフレ率が40%だそうで

モノの値段とともにチップの相場も

あがりつつあるような気がします。

ちょっと前はなにかといえば5ポンドを

ばらまく感じだったのが、いまは

10ポンドがベースな感じ。

 

もちろん人それぞれの感覚なので、

特別なサービスを受けなければ

びた一文払わないという人もいるし、

100とかをじゃんじゃんあげてる人も

いるかと思います。

 

観光地、特にナイル川クルーズとか

シャルムエルシェイクの高級リゾート

などでは相場も高めかと思いますが、

うちはこんな感じで暮らしているよ

というご参考まで、お納めください。


今日は関連画像がないのでハンハリのお土産屋さん貼っときます