玉川学園コミュニティセンター(旧 玉川学園文化センター)の落成式がありました。

玉川学園は駅名、学校名、地名が同一な国内唯一の地区です。

旧 玉川学園文化センターは昭和49年に市の地域センターの第1号として開館し、地域活動の拠点として市民に親しまれてきましたが、老朽化のため建て替えられ、本日リニューアルオープンします。

市内に7カ所あるコミュニティセンターでは初めての改築となりました。

高い利用ニーズに対応する施設の拡張などが課題でしたが、
建物は鉄筋コンクリート造の地下1階地上3階建てとなり、延べ床面積は以前の595㎡から1704㎡と約3倍広くなりました。

新しくなった施設の内覧会の様子も以下に記しています→

9月には玉川学園前駅北口と同センターをつなぐ屋根付きの歩行者デッキも完成する予定です。

現在建設中のデッキですが、多くの市民から「デッキが歪んでるのでは?」とのお問い合わせがあります。

玉川学園コミュニティセンターは斜面地に立地していますので、どうしても同センター入口と駅改札口の高さが異なり、4%の勾配のデッキとなるので、
車椅子利用者などのバリアフリーの観点からデッキ中央部付近を水平にし、端付近に傾斜を持たせています。

そのため、外観は歪んで見えてしまっています。

この件については、今後デッキの屋根を架けるにあたり、何とか見栄え良く工夫出来ないかと、落成式当日も副市長や職員の方々とお話しさせていただきました。

学校法人玉川学園と小田急電鉄の協力で9月に完成予定のエレベーターやデッキができれば、駅前通りや駅改札口からバリアフリーで同施設にアクセスできるほか、

始発から終電の間、稼働予定の施設内エレベーターで斜面地上部の道へのバリアフリー化も実現します。

同センターには、1930年(昭和5年)に駅前に植樹されてから長年住民に愛され、高さ30メートルまで成長し、2017年(平成19年)に倒木の恐れから伐採された大欅をリメイクし、市内の彫刻家によって作成された木製ベンチが設置され、本日も来訪者の皆様の目をひいていました。

これまでの玉川学園文化センターが地域の活動拠点として親しまれてきたように、新しい玉川学園コミュニティセンターが益々地域に浸透し、皆様の文化発信の拠点として、また、人々の心の景色として深く愛されていくことを願っています。