週末と言っても来週末から10連休が有るから、この場面は下手に買えないという感じと、処分はしておこうとする売りが混在しています。ですから、折角良い調子でも重く感じたら突発的に売りが出てきます。その売り方は、急いでいるから急なのでして、さっきまで高かったのにという感じが非常に多いですね。
投資家は強気でないことはないですが、確信するほど市場は信用していません。だから、売って上がったら嫌なのに今日の気分は「上がっても良いや」みたいな感じで考えていると思うんですよ。ですから、弱気じゃないが「どうでもいいや」みたいな、気持ちが変化していっているんですよね。
それくらいしんどいというか疲れてしまっているのでして、この疲労感は10連休活用というよりも、「それもつかれるが来るなら早く来い」という、精神的な疲れから来ています。何を言いたいのか判らない市場は、投資家の疲れを相当感じていまして、無駄な投げが本当に増えています。今の動きにナーバスで、下ったらこの世の終わりみたいになった記憶から、ここは投げたいし、自己責任なのにそれを他のせいにしようとしていますね。年末心理と全く一緒です。
連休で相場が変わるのじゃなく、精神的負担になるという気持ちの問題です。