昨日のブログ
の続きです。
物件の募集広告の重要性は、
- 著者: 浦田 健
- タイトル: 「金持ち大家さん」だけが知っている 空室が満室に変わる究極の方法
に記載されています。
そして、重要なのは、その物件に住むと、どのようなメリットがあるのかを具体的に
書くことだそうです。
私の物件(19平米の1K、鉄筋コンクリートの分譲タイプ、オートロックあり)のメリットは、
以下の通りです。番号順にメリットが大きいと考えていました。
1.浴室乾燥機がついている (あまり日当たりがよくないので、それを補うため)
2.空気清浄機がついている(花粉症の人には喜ばれるという発想)
3.礼金、敷金ゼロ
4.フローリング、クロス新品
そして、メリットをアピールするために、募集広告には
1.浴室乾燥機付きで雨の日の洗濯も安心!!
2.花粉の季節も空気清浄機で心配なし!!
→ 空気清浄機でいつも空気はすっきり
(募集業者を変えた時に、花粉の時期が終わっていたので)
3.礼金、敷金 ゼロ
4.新品フローリング
と記載しました。
実際に何がお客様の目を引いたのかを客付けしてくれた不動産屋さんに聞いたところ、
「礼金、敷金 ゼロ」だったそうです。
まず、この条件にとびつき、次に具体的な内容(設備等)を見て更に興味を持ち、内見して
納得し、契約というのが今回の流れのようです。
私の物件に興味を持った人は皆、この流れだったようです。
でも、礼金、敷金ゼロの物件は最近よく目にするので、ちょっと疑心暗鬼。
しかし、店頭のお勧め物件コーナーに貼ってあった私の物件の広告を見て納得しました。
店頭用の募集広告には物件の地図がなく、そのスペースには
「礼金1、敷金2」と「礼金、敷金ゼロ」のそれぞれのケースにおける、初期費用が
表に記載されており、前者の場合には約20万円、後者の場合には約10万円という
具体的な数字が記載されていました。
これが、決め手になったのです。
「礼金、敷金ゼロ」では具体的なメリットを表現するのには、十分ではありません。
それが、
「礼金、敷金ゼロで約10万円初期費用が安く済みます」
と表現すれば、お客さんはハットするはずです。
なにせ、オーナーの私がハットしましたから(笑)
目につくところに、このような効果的な広告があれば、勝率はぐっと高くなるものだと実感しました。
当たり前の事かもしれませんが、
きちんとしたリフォームをして、
適当な家賃設定を行い、
効果的な募集広告を作成して、
なるべく多くの人に見てもらう
とういうのが、セオリーですね。
ちなみに、yahoo等にも私の物件は掲載されましたが、
インターネットでの反応はほとんどなく、店頭の広告が最強のツールとなりました。
インターネットの過信は禁物ですね。
勉強になりました。