学校では教えてくれない自分の心との付き合い方 | 幻想斬り士と呼ばれて

幻想斬り士と呼ばれて

  心の囚われを解き放つカウンセラーのブログ

最近、以前に私のワークショップなどに来てくれていた人達が

 

久しぶりに来てくれることが続いているのですが

 

その人達を見ていてすごく感じるのは

 

自分の中の不安や恐れに対してちゃんと向き合う覚悟があるのですよね。


その覚悟が見ていて心地よいのですよ。その姿をみていると応援したくなりますよ。

 

でもこの覚悟があるのとないのとでは人生が違ってくると思うのですよね。

 

 

自分の中の不安や恐れに対してどうすればいいかわからず

 

それらに脅かされている人を見ていると

 

本人が言っていることを聞けば、起こっている問題を解決しようとしているように見えますが

 

実際は自分が作り出している恐れや不安を取り除くことしか考えられなくなっていて、

 

とんちんかんなズレた行動しちゃうっているのですよね。

 

特に多いのは

 

完全にすべてを自分の思い通りにコントロールしようとしたり(不可能なので失敗します)

 

大騒ぎすることで周りを混乱させ、さらに問題を複雑にしてしまったり

(どんどん訳がわからなくなってきます)

 

自分がやらなければ解決できないことなのに

 

文句ばっかり言ったり、言い訳ばかりしたり、きれいごとばかりをならべたり

(必要なことをしなければ解決できません)

 

結局、自分で問題を解決しないように無意識にしちゃっているのです。

 

もはや

 

目の前のことしか見えなくなってしまうのではなく、

 

目の前のことも見えなくなってしまっているのです。(完全に幻想に入っちゃっているのですよね)

 

もちろん、人間なのでどんなに恐れや不安と上手に付き合えるようになったからって

 

出来ないことはあるし、問題がなくなるわけではありません。

(それはみんな一緒です)

 

でも恐れや不安との付き合い方が出来るようになっていくと

 

幻想に入っちゃっているなあと気づけるようになってくるのです。

 

それに気づけると、本当に問題を解決するのに必要なことを少しずつし始めるのですよね。

 

結局これは

 

それは自分の現実(出来ることも出来ないこともある、)を受け入れることであり

 

幻想ではなく、理想や希望でもなく、ただの今在る自分で生きていくこと。

 

でも面白いのは、私と一緒に自分に向き合ってきた人達は、

 

「存在感」が増していくのですよね。