お金の先にある大切なもの | 幻想斬り士と呼ばれて

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  心の囚われを解き放つカウンセラーのブログ

昨日は、頼まれて久しぶりにワークショップをしました。

 

「お金と感情」というテーマを頼まれたのですが、

 

私たちはお金という印刷された紙に、無意識に色々な意味づけをしていて、

 

それにすごく縛られていたり、振り回されているのですよね。

 

 

そして、その人がお金につけている意味付けを紐解いていくと、

 

これまでの人間関係や様々な思いとつながっていて

 

それはその人の人生につながっている。

 

それがお金との関係にも表れているのです。

 

今回、私たちはすごく大切なことを見失ってしまっているなあと思ったのは

 

私たちは、気付かないうちに

 

まるでお金そのものに

 

価値や力があるように思ってしまっているですよね。

 

でも本当は


魚が欲しければ、自分が海や川に行って魚を取らなければ手に入らないところを、

 

野菜が欲しければ、自分で畑でつくらなければ手に入らないところを、

 

誰かが代わりにしてくれることによって手に入れている。

 

そして、自分が出来ることを提供することで

 

誰かの出来ないことを助けていて

 

それをお金という「価値の交換」をするツールをつかって

 

つなげている。

 

だから本当の価値はお金そのものではなくて

 

お互いにお金を通して価値を交換しながら(お互いの価値を活かし)

 

お互いにつながり支えあっていることなんだよね。


それによって生きていくことに必要な食糧確保や作業にばかりに時間を取られず

 

自分の仕事が出来たり(自分を活かせたり)

 

自由な時間が得られてたり、

 

生活が豊かになったり

 

可能性が広がっている。

 

それは自分に出来ないことを代わりにしてくれている誰かがいてくれるからなんですよね。

 

その誰かがいてくれるから、今の自分があるのに


お金の先にいる誰かへの感謝も忘れ

 

あたかもお金がそれをすべてやってくれているように勘違いしている。

(お金しかみなくなってしまっている。)

 

すごく大事なことを忘れてしまっていると思う。

 

本当はお金が価値と価値とをつなげてくれているのに

 

この勘違いが個々をバラバラにし孤独という幻想を作っているのだろうな。

 

有難いことに今回のワークショップで

 

私自身の中でお金に対するイメージが変わった。

 

お金の先で自分の出来ないことを誰かが支えてくれている。

 

その誰がいてくれるからこそ、今の自分がある。

 

それを意識した時、

 

お金に対するイメージが暖かい光でネットワークのようにつながり、

 

まるで魂がこもったようになったのですよね。

 

みなさん、ありがとう。

 

やっぱり、幻想斬りは面白い!