原種シクラメン&ヘレボルスのブログ

原種シクラメン&ヘレボルスのブログ

ヤフーブログ「原シク大好き」から引っ越してまいりました。原種シクラメンとクリスマスローズを中心にUPしていきたいと思います。

原種シクラメンも終盤ですね。コウムが終わってスーダベリカムやペルシカムもそろそろ終わりに近づいてきました。

うまくすればプルプラセンスにつないでくれるはずの春咲き種の面々。ロディウム亜種ペロポネーシアカムは花色が色々。

こちらは赤花が.特徴のロディウム亜種ビビダム。

クレチカムもね。

この子たちは何だっけ?レパンダムだったね。

こちらもレパンダム。あと一つバレアリカムもあるけどまだ咲いて無いみたい。見た目は小さいけどどれも10年選手なんですよね。休眠期間がおよそ10か月、つい水やり忘れて干からびます(笑)

まあ、大体が花好きといっても開花の期間は短くて、葉っぱを見ている期間のほうが圧倒的に長いからね。

癒されますね~、浅間さんのヘルツェゴビナス。暑さに弱いから、といって遮光しすぎると花が咲かないんですよねえ。平地栽培の悩ましいところです。

そう、こちらが日蔭育ちの開花しなかった株。葉っぱを見る限りではいい感じだと思うんですけどね。来年は咲かせて浅間さんのと交配してみたいですね。

パステルボッコの新葉。ボッコネイも結構切れ目があったりします。覆輪が何ともそそりますね(笑)

オドルスも負けてはいませんよ。TCM10-537です。現地採集種、やはり扱いが難しすぎますね。今日まで残っているのが奇跡です。

マイ交配のニゲル☓ヴェシ。何故かリップが入らずにただの白花。でも明らかにニゲルの花とも違うし葉っぱも違うような気が。今年の開花はお休みだったけど来年はじっくり観察させてもらいます。因みに『銀嶺』と名付けました。

トルカ好人さまの2018年交配、トルカータス強ベイン株。年々小さくなって、ついに葉っぱ一枚。。。こちらは日に当てすぎだったんですよね。反省・・・。

 

こうも毎年酷暑が続くとねぇ。クリスマスローズの栽培にも限界が来たなって気がしてきましたよ、特に原種系はね。消える前に種を、と思っても花すら咲かない(笑)

オドルス’ゴールドパイン’

 

去年、何とか花が咲いたけど葉芽が無し。覚悟を決めて種だけは採ったものの案の定☆。

大木ナーセリーさんのグリーニッシュ ゴールド’玉’

 

こちらも中々採れなかったんだよね、種が。規模縮小で種まきしたのはこの二つとピアノブラック セルフだけ。まあ、それはそれでいいんだけど、本葉が緑ってどうゆうこと!? 確かゴールド系って、もっと黄色っぽくなかったでしたっけ?

 

怪しいと思っても花が咲くまで捨てれない。。。こうして駄物ばかりが増えてくんですよね、うちは。

 

原種シクラメンのお楽しみは何といっても葉っぱかな、コウムは花も葉っぱも楽しめるけど。

原種シクラメン グラエカム’グリファダ’ ギリシャのグリファダ地方で発見されたという、青みがかったシルバーに三角形の葉っぱが特徴です。これはまだ横山さんが通販されていた頃の株で17~8年ものといったところでしょうか。うちでは10年くらいを目安に消えていくので長寿株の一つです。

原種シクラメン ヘデリフォリウム シルバーリーフ’ライサンダー’ こちらは種播きしてから12年ほどかな。大好きなシルバーリーフにギザギザ葉っぱ。毎日眺めていても飽きません(笑)

原種シクラメン ヘデリフォリウム亜種クラッシフォリウム EX CSE 93073から。

厚みのある葉っぱと鋸歯にそそられます。

こちらも同じく93073から。どちらも10年選手ですかねえ。

センターシルバーも結構好きだったりします。

原種シクラメン アフリカナム’シルバーリーフ’ アフリカナム自体は人気が無いのに、シルバーリーフが売りに出された時は大変でしたね。激しい争奪戦のすえ手に入れた逸品で、今となっては懐かしい思い出です(笑)

原種シクラメン エレガンス’シルバーリーフ’ エレガンスの場合は全面シルバーというのがなく、シルバーリーフと名乗っても良いようです。選抜を繰り返せばもう少し何とかなりそうな気もしますが。

 

 

ヴェシカリウスも仙人の域に入ると、もはや雑草並。ほったらかしでも全然気にならなくなりました(笑)

一年ぶりに奥から引っ張り出しましたので徒長は気になさらないように。

原種ヘレボルス ヴェシカリウス 2010年播種ものだったかな?

生育の遅かった「スネ夫」くん、いつの間にか中学生(笑)

花茎をカットしたところで葉芽が三本、来年あたり開花しそうな子供がいるので、今度はお母さん役になってほしいねえ。

「ヴェシ花」の忘れ形見、2018年播種だったかな。是非来年に開花をお願いします。

ホントは昨シーズンに植え替えなくちゃいけなかったんだけどね。5~6本入ったままでほったらかし。

こちらも3本入ったまま(笑)

これはヴェシカリウス植え替えのセオリーを破って2年前の3月に植え替えた株。

確か8~9本植え替えたと思うけど、半分枯れたね。秋に植え替えた子より生育の悪いのは一目瞭然。ちなみに3月に植え替えた子は休眠中も水やりは続け、常に湿った状態を心がけました。まあ、良い子は真似しないように(笑)

 

今更だけどね。

 

二年間ほったらかしだったヘレボさま、案の定肥料切れでひいひいしてました(笑)

レインボーさま、生きてました。購入当時の面影はないけどね。ちょっと今年は本気モードで(笑)

加藤農園さんのホワイトゴールド。丈夫なのって最高に幸せ♡

グリーニッシュ ゴールドsd も。

本家グリーニッシュ「玉」 も先日一つだけ咲いてました。ダブルとか多弁は肥料あげないとやっぱ弱るね。購入五年目にして初の株分け。大事にするからとお約束。

香りボッコネイ実生から生まれた内弁に色が載るお花、株分け出来るかな?もう嫁ぎ先が決まってるので(笑)

 

 

 

原種シクラメン マリー シルバーリーフ don't open ということで。

因みにこれは一年前の画像。花弁は反り返ることなく、受粉後ポロリと落ちましたが。

今年はしっかりと反り返ってくれて(笑)

まあ、コウムらしからぬギザッぽいシルバーリーフに胸キュンです♡

 

去年取れた種が発芽しているし、着実に成長しているようなので来年が楽しみですね。

 

多分こちらも選抜種? やはり開花まで5~6年かかりましたね。私の経験から、おおむね選抜種は生育の極端に遅いものほど真性の可能性が高く、一本の苗も無駄にすることが出来ないので置き場を圧迫する要因となっておりますよ。

 

苦節10年、我が家にも本物のポーさまが咲きました♡

原種シクラメン ポーセリン。友人のご厚意により、2018年実生苗を譲っていただいて6年目、ようやく3株が開花に至りました。

無地でツヤツヤ葉っぱが本物の証とか。有り難うございました。めっちゃ今幸せです(笑)

 

早速、趣味園の友人にご報告を。

 

追伸

困った時の再起動・・・でコメント復活しました。パスワードを忘れて大変でしたが(笑)

 

熱烈な信者の皆様、二年間のご無沙汰でした。体調をご心配いただいた方、もしかしてお亡くなりに・・・などと思われていた方々、誠に申し訳ありませんでした。年をとっても爺やはしぶとく生きていましたよ(笑)

 

パソコンの不具合からストレスが溜まり、ふと気が付けば早二年。ようやく心の傷も癒えたころでございます。

爺やといえばヴェシ神様を目指して昇華中、愛しの「ヴェシ花」を亡くして意気消沈と思いきや、なんと弟の「スネ夫」君が頑張ってくれているおかげで息を吹き返した次第でございます。

 

これからはヴェシ仙人として広く皆様に布教活動していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

我が家のヴェシ群団、今年も順調でございます。

来季の開花の期待がかかる「ヴェシ花」☓「スネ夫」実生。Mikeさまとのと兄弟株でございますよ。

六号鉢でこんな感じ、脇芽も育っているので開花はほぼ確実でしょう・・・枯れなければ。

そうそう、素敵なプレゼントを頂きました。こちらもblog再開の背中を押してくれた面々です。シブカワ系のヘレボに、赤花山芍薬、白は何年か育てたことがあるのですが、赤は少しお高くて爺やの手元に来ることはありませんでした(笑)

 

ヘレボ昔話の続編も準備が整い次第公開いたします。ただ昔のことなのでどこまで思い出せるか。。。

 

 

追伸

何と! コメントに返信しようと思ったら、不正な投稿を検知しましたと出て先に進みません。年寄りはこれだから困ると笑われそうですが。

 

コメント投稿は諦めてこちらで失礼します。

 

Mikeさま こんばんは。

そう、美人薄命というか何というのか。最後に開花した時に葉芽が出なかったので覚悟はしていたのですが、やはりでしたね。葉っぱは大事です(笑) 今となっては丈夫な子供たちを残してくれたことに感謝です。

 

その子たちも早やそろそろ開花サイズ。来季が楽しみですね。

 

くりねこさま こんばんは。

長いことお休みしてご心配をおかけしました。二年前のお約束が果たせず心苦しいばかりです。お送りしようと養生していたヘレボもいまいち調子が出ずなのですよ。もうしばらくお待ち下さいませ。

 

今まで以上に不定期になるとは思いますがよろしくお願いいたします。

 

マンダルさま こんばんは、お久しぶりです。

忘れるわけないじゃないですか(笑) 趣味園のほうもすっかりご無沙汰で申し訳ありませんでした。

 

嬉しいですねえ、再開初日に皆さんから早速コメント頂けて。今後ともよろしくお願いいたします。

 

重要なお知らせ

 

コメントに返信できないだけでなく、アメブロの皆さんのブログコメントにアクセスすることすらできません。申し訳ありません。

 

 

こうして発芽から5年目のシーズンがやってきた。ヴェシ花には最短開花タイ記録が待っておる。もう十分に開花サイズになっておるはずじゃ。根がのびのびと育つ特注物件に収まり、植え替えせずともよいのは好都合のはずじゃ。

このころになると秋になれば目覚めるものだと当たり前のように思うようになっていた。禁断のホジホジもすっかり影を潜めておったそうな。

従って11月11日になるまで記録すらないのは不徳の致すところじゃ。

11月28日になった。葉っぱは順調に増えている。いよいよか?

それから20日あまり過ぎたころ、12月19日の様子じゃ。何とも真ん中の隙間が気になるが、のぞいた葉っぱは尖っておる。まだか!?

ヴェシ花のやつ何とも焦らしてくれおるわい。

しかしそれは突然やってきた!!

12月30日のことじゃった。本葉6枚を展開した後、まるで大事なものをそうっと包み込むがごとく、まあるいものが出現したのじゃ。花友さまのおっしゃる通りじゃった。

 

苦節5年、ヴェシ花と共に歩んだ思い出が走馬灯のようによみがえる。

苞葉を見つけてからわずか5日後、1月4日になるとはっきりと蕾が入っているだろうとわかるようになってきたのじゃ。夢ではない。

散々焦らされた爺さまじゃったが苞葉を見つけてからは早かった。   1月10日には幾つもの蕾が見えるようになっておった。あとは花開くのを待つばかりじゃ。

ところが一筋縄ではいかないヴェシカリウスじゃった。蕾を見つけてからひと月以上も焦らされるとは思いもよらぬことじゃった。

しかし、何はともあれ無事咲いた!!

夢にまで見たヴェシカリウスが目の前で咲いておる。2月14日のことじゃ。

 

爺さまの鼻息は荒かった。ふふん、どうじゃ!見たか!!

 

爺さまの鼻はどこまでも伸びていったという。月まで届きそうな勢いじゃったそうな。

それから2週間余り過ぎたころ、ヴェシ花は満開を迎えた。

種鞘はいくつか膨らんだが、ヴェシ花の体力を考えて一つだけ残した。

4月7日になると、まるで風船のように膨らんだヴェシカリウスの種鞘。これがコロコロと砂漠を転がってゆく、そんな光景がそもそもの始まりじゃったのじゃ。

6月4日、種鞘が枯れた。好奇心旺盛な爺さまのこと、ただ黙って見ているわけにはいかなかったという。破けるまで待ってはおれんわい。種鞘の外側をハサミでそうっと切ってみた。まん丸の種が付いておった。

種鞘が枯れてから2週間をめどに収穫した。8粒の種が採れた。

 

ヴェシカリウスの種まきの方法など皆目見当もつかぬ。分からなければ採り播きが基本と肌で感じていたという。

 

                              つづく。