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自分が嫌いな人生から「わたしだからいい!」と言える静かな自信のある人生へ

自己肯定すると「静かな自信」を持つことができます。もっと自信があったらいいのに、と思っているあなたに送るブログです。

12月になり、ニューヨークはクリスマス一色ですよ~!


このころになると、観光客の人々でにぎやかです。


私のクリスマスプレゼントのためのお買い物は、マンハッタンに行くなら店の開店と同時に入り、昼前には家路に着くぐらいのスケジュールで片付けます。


そして、アマゾン。 


便利ですよね~!




実は、パーソナルトレーナーについてエクササイズプログラムを始めました。


いつもの冬は冬眠するかのごとく、アパートから極力出ないで動かなかったのです。


しかし、雑誌掲載のための写真撮影を行う前にジムに通うようになり、どれだけ自分の体のことを知らなかったか、思い知らされました。


知っていたのは、「運動して体重を落とさなきゃ」という漠然としたもの。


どのようなエクササイズでどこの筋肉を鍛えて、とか、最適な心拍数はいくら、など知らないでジムに通っていたのです。


効率はとても悪かったと思います。


それで、私のマッサージ師さんがパーソナルトレーナーとしての資格をつい最近取ったので、その方にお願いすることにしたのです。




「目標は何ですか?」


トレーニングを始める前に、こんな質問を受けました。


これは、コーチの私がよく聞く質問です。


「・・・う~ん・・・。・・・わかりません」


第一声がこれでした。なさけない。


そして、なんとかしぼりだした目標は


「体と頭のつながりを実感すること」


です。




私が長年持っていた「制限する信念」(Limiting Belief)は


「中身こそ大切。中身を磨くことに意味があり、外見を気にすることは浅はか」


というものでした。


中身は確かに大切。


しかし、外見は体と心の健康が反映するものでもあると思います。


私のこれまでの体重は、この「外見を気にすることは浅はかである」という判断に基づいた証拠でした。


そして、外見で私のことを判断する人も浅はか、という判断も下していました。


そうすることで、私はその他大勢から離れ、反抗する者として特別な存在であろうとしていたと思います。




小学生の高学年からずっと隠れ潜んでいた「制限する信念」の発見は、私の人生の中での最大のブレイクスルーだったと思います。


パーソナルトレーナーさんについてまだ2週目ですが、体重は順調に落ちています。


ブレイクスルーの力ってすごい、ということを体験した話でした。


私はコーチをしていて、とてもシンプルな質問が心の奥深くにある何かを揺り動かす力を発揮することに、毎回驚きます。


ここでは、例をとりあげて説明したいと思います。



映画「タイタニック」の中で、


婚約者のいるローズが結婚に対して不安そうなコメントを言っていることに対し、ジャックが


Do you love him?(彼を愛しているの?)


と質問するシーンがあります。


ローズは


You're being very rude. (あなた失礼ね。)


と「Yes」とも「No」とも答えません。


もし愛しているのなら、ジャックの質問に対して素直に答えるのではないですか?


ローズはジャックの質問に対して、動揺してしまい結局は答えません。


ジャックはコーチではありませんが、


ひとつのシンプルな質問がこんなにも人を動揺させる力があるんだ、ととても強く印象に残ったシーンだったのでご紹介してみました。





単純な質問には、すごい力が隠れているかもしれません。


例えば、


Are you happy?(あなた、幸せですか?)


Why do you want to be rich?(どうしてお金持ちになりたいんですか?)


答えるのも簡単そうに見えますが、果たして本当に簡単ですか?


世の中には、不公平だなぁ、と思わせることがたくさんあります。


例えば、あの人がプロモーションされたのに自分はされなかった、あの人に彼氏がいるのに自分にはいない、とか。


あの人がプロモーションされて、自分がされなかったのは、能力に関係があったわけではなく、あの人に彼氏がいて自分にいないのは、魅力があるかないかに関係があったわけでは、ありません。


あなたにも能力があり、


あなたにも魅力があります。


あの人にあなたより能力があった、とは言い切れない何かが関係してあの人がプロモーションされたかもしれませんし、


あの人が彼氏に選ばれた何かがあるはずなのです。


理由は、あなたにまったく関係ないかもしれません。


ですから、


比べて「どうして、どうして、どうして!?」と悩んだり、うらやましがっても、あんまり意味がありません。


じゃあ、私はどうしたらいいんだろう?


と、あなたの特質や魅力を生かしていくほうが意味があります。


あなたの能力や魅力は、


誰かと比べるからといって、より輝くわけではありませんよ。

アメリカでは、2週間後に感謝祭を迎えます。


Thanksgivingといえば大きなターキーを焼いたり、何種類かマッシュポテトを作ったり、クランベリーソースを缶で買って来るか、手作りするかでちょっとしたディスカッションがあったりします。


こんな風に結構大掛かりな家族のための行事なのですが、今日お買い物に行ったら、すでにクリスマスの音楽がかかっていて、


「え、Thanksgivingは?」


もう今の時期から年末行事の雰囲気が出ています。


気が早いですねぇ!




今日は皆さんにお知らせがあります。


今月末に発売される1月号のCLASSY.という女性雑誌に、私のコーチングの記事が載るんですよ!


仕事も恋愛も充実した「最高の自分を生きる人生」をクリエイトしていくためには


揺るがない自分


が大切。


アサーティヴマインドに取り組んで、周りに流されないしっかりとした自分を見つけましょう。


雑誌掲載の記念に新しくメルマガを作成中です。


お楽しみに!
一瞬一瞬なりたい自分を選び、人生をクリエイトしていくマインドセットを根元から育てるお手伝いをしています。

アサーティヴマインドコーチ、出口浩子です。



私には、「絶対にやるぞ!」と意気込んで決心して始めたことでも、知らないうちにやめてしまうことがあります。


それがエクササイズ系のものです。


以前は毎日1時間ほどウォーキングをしていましたが、2・3ヶ月過ぎたところで


「私、何やってんだろう。こんなことしているより、本を読んだほうがためにならないか?」


なんとなくやめてしまいました。


そして、本を読んだか?と問われれば、本はいつも読んでいるので、ウォーキングをやめなくてもよかったのです。


時間がかかる、というのが理由だったと思います。


1時間ただ歩くってムダじゃない?と思ってしまったんですね。





今考えれば、私なりの理由があったのですよ、やめてもいい理由。


それが、続けることを選ぶ理由ではなかったのです。





あなたにはこんな風に「なんとな~く」やめてしまったことがありますか?


新しいことを始めて、習慣化するということは、


今までの考え方を新しい考え方に取り替えなければなりません。


今までやってきたことのほうが楽ですし、簡単ですから、そっちのほうを自然に選んでしまうと思うんです。


何度始めても続かないのは


・自分に忍耐力がないからだ


・あきっぽいからだ


・自分がダメ人間だからだ


などと自分自身を否定するような理由を思いつきませんか?


それを何度やってきましたか? 自分を痛めつけるようなことを。


それで何度成功しているでしょうか?





Perseverance という単語があります。


この意味は


steady persistence in a course of action, a purpose, a state, etc., especially in spite of difficulties, obstacles, or discouragement.


(困難、障害、落胆にもかかわらず、一連の行動をとるための安定した継続力)


これは


何かの目標を達成するために行動しているうちに、困難もあり、障害もあり、落胆するかもしれないけれども、続けていく力


ということですよね。


日本語訳だと、「忍耐力」です。


私には「我慢」としか感じ取れません。


とにかく我慢しろ、と。






「困難も、障害も、落胆もあるかもしれないけれども、乗り越える力」





「嫌なこともあるかもしれないけど、我慢しろ」


とどちらがあなたを力づけてくれる意味を持つ言葉ですか?