一番近いところにあって見つけにくいもの | 自分が嫌いな人生から「わたしだからいい!」と言える静かな自信のある人生へ

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こんにちは。英語、毎日楽しんでますか?出口浩子です。

なぞなぞみたいなタイトルでしょう?

一番近いところにあって、なかなか見つからないものは何?

ヒントは、もしかしたらインドに行ったら見つかるかも、とか、ヨーロッパのユースホステルを回りながら旅をしたら、見つかるかもって思っているものです。

私の好きな本の中から、Aspireを紹介したいと思います。

第三章で、こんな話が書かれています。

ヒンドゥー教にこんな伝説があります。

昔、この世にいるみんなが神だったとき、人間がDivine(「聖なるもの」)を間違って使いすぎてしまいます。

神の中の神であるブラーマが、人間からDivineを取り上げて、絶対に見つからないところに隠してしまおうと決断しました。

「土の深いところに埋めてしまいましょう。」と、他の神たちが言いました。

「いや、人間は土を深く掘りおこして、見つけてしまうだろう。」と、ブラーマが言いました。

「では、海の底深くに沈めてしまいましょう。」
 
「いや、人間はいつかは海の底深くまで潜ることを学んで、見つけてしまうだろう。」

「では、一番高い山に隠しましょう。」

「いや、人間はいつかこの世のすべての山を登り尽くし、見つけてしまうだろう。」

「では、どこに隠せばいいのか、わかりません。」

「それは」と、ブラーマが言いました。

「人間の中に隠してしまえばいい。人間はそんなところを探そうとはしないだろう。」

Hidden down in every man is some of the Divine. Ever Since then he has gone over the earth digging, diving and climbing, looking for that godlike quality which all the time is hidden down within himself.

このDivineをいろんな風に訳せると思います。

インドまで行かなくても、実は一番近いところに、探しているものはありますよ。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。