2024年6月5日(水)午後1時半から午後3時10分まで、世田谷区消費生活センターで開催された防災学習会で講師を務めてきました。
新型コロナ前は、消費者団体連絡会の皆様とはバザー等でご一緒させていただいておりました。
久しぶりに、皆さんと再会する事ができました。
嬉しいことに、35名もの方が受講してくださいました。
定員オーバーだったので、机もほぼ満席となっておりました。
世田谷区では、被災後ほとんどの住民が在宅避難になります。
収容避難所のキャパシティを大幅にオーバーしてしまうからです。
支援を受けないと生活ができない人が、優先的に収容避難所へ入ることになります。
なぜ、各自が備えなければいけないのか、世田谷区の事例を紹介しながら話をしました。
参加者は、自分の思っていた事と、実際の状況との違いに驚いていました。
テレビやマスコミが伝えない、被災地の実情や問題点についても解説しました。
トイレ対策は、待ったなしです。
水や食べ物と違い、我慢できないからです。
人として気持ちよく生活するためにも、排泄物の処理技術を今から学んでおきましょう。
対策は、今日からでも遅くありません。
私の話を聞いて、1週間以内に行動を起こしてください。
身内の人達や、お友達に今日聞いた話を伝えてください。
みんなで一緒に助かるように、備えて欲しいと思います。
学習会が終わってから、持参した防災用品を見ていただき、ご質問を多くお答えさせていただきました。
お店に行っても、本当に必要な備えはどのような物なのかはわかりません。
非常用トイレも多くの種類が販売されていますが、お勧めできる製品は少ないのが現状です。
お金を無駄使いしないように、役立つ本物を揃えて欲しいと思います。
役員の皆様、開催までの準備をしていただきまして、ありがとうございました。
今回お話できなかった内容も多くございますので、また次の機会にお伝えしたいと思います。