私の場合の過食体験と過食防止策を語るシリーズです。
今回からは公開している範囲の振り返りになりますので、ざっくり見ていきたいと思います。
「この辺り詳しく!」と思ったら、該当時期を見て頂けるので。
※リンクを貼ると気が散る(笑)ので貼ってません
今回は、公開している記事の2014年を振り返ります。
この2014年で避けて通れないのが生理(月経ね)。
記事を見返すと何度か生理が止まったようです。
でも止まったことが問題なのではなく、「止まった生理を復活させるために増量します(泣)というスタンスで過食を許した」ことが最大の問題だと思っています。
もちろん生理が止まるのもよろしくはないですよ。
でもね(私の場合ですよ~)増量までしなくても維持できるくらいのカロリー管理をしていれば、そのうちコンスタントに来たと思うんですよ。
緩やかな減量期と維持期を使い分けながら、徐々に体を慣らしていくというかね。
(穿った見方をすると、当時の私も実は気づいていたんじゃないかと…)
後でまた書きますが、少なくともアルコール依存症と過食という嗜癖については私なりに勉強しました。
その素人考えの範囲ですが、飲酒や過食を許す「理由付け」をし始めるのが危険サインだと思います。
では、2014年を見てみましょう。
2014年4月下旬に体重計が壊れ、その翌日を最後にブログの更新が止まります(ここまで非公開)。
再開したのは、公開している最古の2014年5月26日。
ここから2015年の1月までの記事をザーっと見てみました。
ざっくり時系列で説明するとこんな感じ。
2014年
4~5月:更新しなかった期間に生理が遅れたため、脂質を中心に摂取したところ無事に来た。
5月:ブログを再開。体重計が壊れたため、各サイズのみ記録。カロリーも記載せず。
6月:カロリー計算を再開。
6~7月:ブログ再開当初は1500kcal前後の摂取だったのが、7月には1000kcal制限に。
6~7月:おから・ゼラチン・寒天など低カロリーお菓子のレシピ開発に熱中。
7月:生理が数日遅れた。
8月:こんにゃく・小麦ファイバーを多用
9月:ゼロカロリー食品を多用
10月:ブログ再開時は50kg前後だと思われる体重が46kgあたりまで減る。
10月下旬:生理が遅れて増量を決意。5000kcal摂取する日も。
11月中旬:生理が復活。その際の体重は53.4kg。時を同じくして更新が途切れる。
※再開したのは2015年の1月1日
ずいぶん早足の振り返りとなりました。
ちょっと詳しくみていきましょう。
まず、非公開の2014年4月に初めて「暴食」を経験し、増えた体重を戻そうとカロリー制限&過活動、でもまた「暴食」という、いわゆる過食と拒食のループ現象を体験。
その後、体重計が壊れたのを期に更新が1ヶ月止まるわけです。
この期間のことは、2014年9月20日の「減量と生理」という記事に書いてありました。
「春先に1日2~3万歩という過活動を続けてたら、生理が止まりかけたことがありました。
再開させるには止まっていた期間の倍かかると知って、慌ててカロリーと脂質を摂取。
無事に生理は戻ったけど、体重も激増。
旅先で体重計に乗ったら、52kgくらいあって引きました(47kgまでは落としていたので)。」
まぁ…47kgに落としていたのは「12日間ゼロカロゼリー生活」後の一瞬でしたけどね。
と、いじわるなことを言うのはやめて(もう言った)、とにかく更新してない期間に体重が増えたんですね。
ブログ再開した5月の記事で「太もも47.5cm」とありますが、この時はまだ前かがみで計測していて、なおかつ細い方を記録していたので、50kgぐらいだったのかなと。体重計壊れてるから分からないけど。
とりあえず再開直後の5~6月はメンタルがボッロボロです。
ナンバーワン黒歴史となった「家族との外食で泣く」というのもこの辺り(2014年6月22日)。
これは食事制限が厳しすぎて「孤食」を好むようになる拒食あるあるですね。
今現在でも気持ちは分かりますけどね(泣きませんが)。
あとは、お菓子が多いのもその一因だったのではないかと。
夜一食というのは今現在もそうなんですけど、間食が多い。
というか総摂取カロリーのうちお菓子の占める割合が多いというか。
自作にしてもゼロカロ商品にしても。
6月にカロリー記録を再開した時には「タンパク質50g以上」を意識しているので、この辺りで「体重はカロリーだ!」のサイトに出会ったものと思われます。
「脂質40g以上」とか、8月には小麦ファイバーに出会ってレシピを公開したり、MECにも挑戦したり。
だんだん元気になって、また「拒食ハイ」になってきたんですね。
そうそう、非公開記事では「暴食」と書いて、絶対に「過食」という言葉を使わなかったのが、普通に自分のこととして使っています。
ブログ再開二日後の5月28日にはもう使ってます。
「本当は、前みたいに歩き回ったりしたいんだけどね。過活動欲は消えないけど、それをすると過食につながりがちだから。ガマン。」
う~ん自然。
こんなに自然に運動強迫と過食衝動という二つの症状を一文に混ぜ込めるようになっているとは。
(すみません…なるべくポップにツッコもうと思って…)
他にも印象的なものをいくつか挙げておきます。
食べ放題でカロリーが分からなくなった日だからこそ追加で過食するという「過食あるある」も8月28日の記事に書かれてあります。
たからこそ「食べ放題後の過食をせずに寝られました」みたいな記事もあります。
「今日はカロリー制限せずに食べるぞ!と思ったのに2500kcalで思ったより少なかった」みたいな記事もありますから、意図的にせよ突発的にせよカロリーのふり幅が大きくなっています。
そして、胃が痛いとか食欲がないとか理由をつけて、食べ過ぎた翌日や翌々日は700kcal以下が目立つという良くない傾向も。
この2014年で、いわゆる摂食障害の症状として挙げられるものにだいたい当てはまっている印象です。
ただ、それでもこの時点ではまだ過食衝動に苦しんだり、(後述しますが)本当の過食にはなっていないように見えます。
つまり、過食が習慣化していないということです。
その引き金を引いたのが、10~11月の「止まった生理を起こすために食べる」という理由付けです。
10月28日からデブ活を開始して2500~3500kcal摂取している日もあれば、1500~1800kcalの日もあり、4000kcal、5000kca、というムムム?な日もあり。
全てを記録しているわけではないようなので全貌は不明ですけど、高カロリーなお菓子を中心に食べまくっています。
そしてそれらの写真を載せています。
※この時期は記事数も少ないのでサッとご覧になれると思うのですが、目からの刺激が過食につながることもありますのでご注意ください。
いよいよ本題です。
ここで書くのは二度目ですが、私の身内にはアルコール依存症の患者がいました。
ですから、小学3年生くらいにはもう依存症の勉強をしていました(家族の会みたいなのがある)。
そこで学んだこと。
アルコール依存症患者は、呑める理由付けを探している。
なければ作る。
これを解説してみます。
何もないのに自らお酒を呑むと、呑んだ自分が悪いということになります。
でも、家族が何か悪いことをして自分を怒らせたなら、家族に怒らされたせいで仕方なく呑むという理由付けになります。
いや、ならないんですけどね。
でも依存症患者の思考はこうだという話です。
具体的にどうするか、家族のアラを探すんです。
何でもいいです。消しゴムが床に落ちてたとか、スリッパがそろってないとか、タオルを逆向き?にかけたとか、どんな些細なことでもいいから家族に言いがかりをつけるんです。
家族が謝っても「こんな簡単なことを何回も言わせるのか!」とキレて吞めますし、
家族が言い返したりなんかしたら、さらにブチ切れて吞めますし。
これって、依存症の症状がそうさせてるんですよ。
だから家族は我慢強く、病を憎んでも本人を憎まず、根気よく治療に付き合いましょう。
変えられるもの(自分)を変える勇気、変えられないもの(患者など他人)を受け入れる心。
むーりー(笑)
だって患者の家族も人間だもの。
まぁ、当時は無理なんて言えないから言われるがままに耐えましたけどね。
というか小学生なんて生活能力ないから出ていけないし。
話がそれたようですけど、ここまでで「理由付け」の意味は伝わりましたでしょうか。
そうなんですよ、アルコール依存症も過食も同じなんです。
過食するための理由付けを探し、なければ作るんです。
「止まった生理を起こすために増量するから過食して良い」という理由付けが、2015年の本格的な過食の始まりだったのは間違いありません。
詳しくは次の記事で書きますが、アルコール依存症患者が様々な理由付けを作り出すのと同じように、過食を許すための多種多様な理由付けを私は作ることになります。
乞うご期待!
(最後ぐらいポップに…ポップに…)
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