…という説明では普通「え？野菜をいっぱい食べるって良いことでしょ」と感じると思います。
でも、摂食障害の人や過激な減量を経た人はピンとくると思います。
ちなみに今回は、過食嘔吐の人が“底”として食べる意味合いは含んでいません。
※この“底”も普通は意味が分からないですよね
私が野菜過食をしていた頃、野菜過食という言葉は知りませんでした。
・お腹いっぱい食べたい
・野菜ならカロリーが低い
単純にこの二点から、野菜を大量に食べていただけです。
具体的に量を書くと、もやし1袋＋えのき2パック＋キャベツ1/2個。
これを鶏むね肉（皮なし）と炒めて、クレイジーソルトで味付けしたり。
冷凍ブロッコリ1袋＋にんじん1本＋玉ねぎ1個＋えのき2パック。
これをコンソメで煮たり。
それを1回というか、1品として食べていました。
どう考えても量が多すぎますよね。
鍋で例えると、家族用の土鍋が満タンになるぐらいの量はあります。
本当に単純に、お腹いっぱいになるし、ヘルシーだし、素晴らしいアイデアだと思っていました。
結局どうなったか。
満腹という感覚が分からなくなりました。
今になって思うと、渦中はたぶん満腹感が無いことにも気づいてなかったと思います。
とにかく毎晩、お腹いっぱいになるまで食べないと満足できなくなっていました。
私はカロリー計算が好きですが、それゆえの落とし穴だったと思います。
設定したカロリー以下なら何を食べても良いという考え方の盲点というか。
そりゃ消費カロリー＞摂取カロリーになっていれば太らない。
でも、満腹感が分からなくなるぐらい毎日大量に食べるのは危険。
なぜなら、野菜だけでは耐えられなくなる日が来るから。
まるで満腹というハードルを上げるトレーニングをしているみたいですよね。
そしてハードルが高くなったところで、炭水化物の過食が始まりました。
具体的には書きませんが、満腹感がない状態で食べる炭水化物の量はすごいです。
もちろんカロリーもすごいです（笑）。
私は吐けないし下剤も使えないので、もちろん翌日は絶食です。
という悪循環なんですね。
また野菜以外の低カロリー食材についても書きたいと思います。
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