2023年使用タックル【ディクテイターGX】 | ジェノクロス もっくんの 『GENOCROSS from 紀ノ川』

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オカッパリ専用オリジナルバスロッドブランド 『GENOCROSS(ジェノクロス)』の情報をはじめ、モニターを務めるガンクラフト製品、デジーノ製品のインプレッション、そしてそれらを使用したもっくんの釣行記やコラムをお届けします。

釣行レポートが続きまくっていたので、久々にタックルネタ。

2023年に製作し、活躍したロッドをご紹介します。

 

ジェノクロス/ディクテイターGX 66MH

 

数年前にも同名称のロッドを製作していましたが、コチラはその最新型。めっちゃ気に入っています。

名前の通り、ブランクスはガンクラフト/ディクテイター66MHそのもの。限定生産された復刻版キラーズのブランクスをガンクラフトからモニター支給していただいて組み上げました。ちなみにディクテイターのパワー表記はMHですが他社メーカーでいうところのMクラスですね。

 

言わずもがな、グリップは完全にジェノクロスのオリジナル仕様です。リールシートはもっとも普及しているECSから最新型の技徳FBCS、果てはデジーノ製までいろいろ使いましたが、一周まわってやっぱりFUJI/ACSリールシートが個人的には最強です。いや「最強」というか「平均点が高い」というべきか・・・。

近年はセンターグリップにグレー色のEVAを使用しているのですが、これは意匠性という意味もありますが、もう1つ理由があってグレーのEVAは一般的なブラックのEVAより明らかに硬いんですよね。それゆえに感度が良くなる気がしています。本当はコルクを使いたいのですが、近年のコルクはクオリティがもうね。。。

 

あとガイドセッティングは完全にジェノクロス・オリジナルのセッティングとしており、ガイド個数も純正のディクテイターが全9個なのに対してこのGXでは10個。つまりサイズを小口径化しつつ数は増やして重量は維持しています。よりラインの整流効果が生まれるため、小型のシャッドやスピナベなど、空気抵抗の大きなルアーでのバックラッシュ率が減り飛距離も伸びます。

ちなみに僕はオカッパリ派に人気のあるオールダブルフットガイド仕様は大否定派です。オールダブルフットガイドが活きるケースってめっちゃ少ないと思っています。というか支持派の大半が「ラフに扱ってもガイドが曲がりにくいという安心感」が本音なんじゃないかと思っています。それが理由ならまぁアリかなとも思います。

 

 

使用用途はマキモノ全般。

ディクテイターのレギュラーファーストアクションは非常にバーサタイルで潰しが効きますね。また非常に粘るロッドなのでバラしも抑制してくれます。バス釣りの伝統的な細身厚巻仕様ブランクスです。細身厚巻ブランクスはしなやかに淀みなく曲がり、キャストアキュラシーにも優れます。

僕はこれでキラーズベイト、レスト108、バクラ150/250、アイルトンを主に使用してます。特にレスト108やキラーズベイトとは相性が良いですね。

写真は(まだアップしてませんが)、今年の2月初旬に釣ったやつです。

 

 

また折を見て他のタックルも紹介します。