Arctic Monkeys  「Who The F**k Are Arctic Monkeys?」

1.The View From The Afternoon
2.Cigarette Smoker Fiona
3.Despair In The Departure Lounge
4.No Buses
5.Who The Fuck Are Arctic Monkeys?

※必聴トラック


リバティーンズ解散後、イギリスでシーンの中心に立ったのは、間違いなくこのアークティック・モンキーズでしょう。自らインターネットから音源を無料ダウンロードさせてどんどん口コミで人気が広がっていったというのも話題になった。デビューアルバムの「Whatever People Say I Am, That's What I'm Not」(カッコいいタイトル!)も全曲エネルギーに溢れてて良かったから、そっちを書こうかとも思ったけど、この「Who The F**k Are Arctic Monkeys?」というEPがあまりにもすばらしいんでこっちを書きます。
3曲目Despair In The Departure Lounge、この曲を聴くために僕はこれを買った。もうね、何も言えないくらい、いい曲。エレキギターと少しピアノが入る曲なんだけど、すばらしいです。なんか僕らの時代の新しいブルースの形かなぁなんて思います、心に音が染み入る。RadioheadのTrue Love Waits以来とんでもない名曲に出会ったなぁ…と、思ってたら、4曲目No Busesもすごい良い。こんなすばらしい2曲をアルバム未収録で発表してしまうアークティック・モンキーズって、どんだけすごいバンドなんでしょう。
ちなみに1曲目The View From The Afternoonは「Whatever People Say I Am, That's What I'm Not」の1曲目でもあるアークティック・モンキーズお得意のサウンド、2曲目Cigarette Smoker Fionaは普段より音に歪みがかってる感じでカッコイイ。
洋楽のシングル盤は結構アルバム未収録の名曲が隠れていることが多いから聴きたいんだけど、レンタルとか置いてないから買うしかないのでちょっと手が止まったりするけど、こんなにいいシングル絶対に買うよ、っていう気にさせてくれた「Who The F**k Are Arctic Monkeys?」、名EP盤です。
THE HIVES  「Your New Favourite Band」

1.Hate To Say I Told You So
2.Main Offender
3.Supply And Demand
4.Die, All Right!
5.Untutored Youth
6.Outsmarted
7.Mad Man
8.Here We Go Again
9.A.K.A I-D-I-O-T
10.Automatic Schmuck
11.Hail Hail Spit N'Drool
12.The Hives Are The Law, You Are Crime

※必聴トラック


本物だとか、偽者だとか、社会だとか、悩みだとかそんなん置いといてバカ騒ぎしようぜ。
そんな気分な時はコレ、ザ・ハイヴスです。…なんかカタカナで書くとザ・ハイロウズみたいだな、そんな時はTHE HIVESだ!!おう!!
THE HIVESはガレージロックバンドの中でもすごく好きです、もう何も考えずノレる感じ。最高。ロックンロールはダンス・ミュージックだもんね。ミッシェルのチバさんもTHE HIVESがまだスウェーデンから世界に出てない頃からこれはやばいと推薦していたらしい。音的には、確かにミッシェル的な感じもあるかな。
このアルバムは全世界デビュー・アルバムで、それまでに発売していたアルバムの良い曲だけ集めたもの。その選曲がすごくいいと思う、さすがアラン・マッギー。
でも実は僕もTHE HIVES聞いたのは結構後になってからです。なんかTHE HIVESが出てきた頃はストロークスのデビュー後で、やたらThe~sというバンドが多かった。で、MTVの02か03くらいのアウォードで、THE HIVES vs THE VINESみたいな企画があったんです。その時のパフォーマンスを見た僕が思ったのは“THE VINESかっけぇ…”でした。なんかヴァインズのヴォーカルはカート・コバーンみたいにギターをアンプに突き刺して、ドラムセットにダイブみたいな感じで。THE VINESはその後すぐ「Highly Evolved」買って聴いて夢中になったけど、なかなか新譜リリースが遅くて、ヴォーカル入院とかしちゃってる間に、THE HIVESの方が聴くようになってしまった。
フジロック06にTHE HIVES出てて、午前中で起きれなくて最後の方しか見れなかったんだけど、彼らのパフォーマンス最高だった。いやホント最初から全部見るべきでした。このアルバムの1曲目Hate To Say I Told You Soをやった時、彼ら途中でブレイクを入れるんだけど、マジで全ての動きを止めるんです。全員蝋人形のごとく全く動かない。それがホントカッコよかった!しかもドラムのクリス・デンジャラスが坊主頭にくわえタバコでドラム叩くんだけどそれが最高にクール。あれ以来キース・ムーン、中村達也、クリス・デンジャラスが僕の大好きなドラマー三人になった。むちゃくちゃ踊れるし大好きなバンドです、THE HIVES。
必聴トラックはすごく好きなナンバーを選んだけど、このアルバムはコンポのボリュームいつもより上げてアルバム全曲ぶっ通しが一番。全12曲28分間。全てを忘れて騒げる28分間です。




Number Girl 「サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態」

Disc1
1.I Don't Know
2.鉄風 鋭くなって
3.Zegen Vs Undercover
4.Tattooあり
5.透明少女
6.はいから狂い
7.Urban Guitar Sayonara
8.Num-Ami-Dabutz
9.Delayed Brain
10.性的少女
11.Cibiccoさん

Disc2
1.Sappukei
2.U-Rei
3.Manga Sick
4.Sentimental Girl's Violent Joke
5.Destruction Baby
6.Young Girl 17 Sexually Knowing
7.Trampoline Girl
8.日常に生きる少女
9.Omoide In My Head
10.IGGY POP FANCLUB

※必聴トラック

ライブアルバム、が好きです。テンポが速くなってたり、シャウトが入ってたり。ギターがアドリブだったり、ベスト的な選曲だったりするのも魅力的。
そんなライブアルバムの中でも、すごく好きな一枚がこのナンバーガールの「サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態」。
僕の中でナンバーガールは、日本のバンドの中でもすごく特別な存在です。特殊ともいえるかな。これほどまでに異質で孤高感が漂っていたバンドは僕があの当時聴いていたアーティストで少なかった。キリキリささくれ立ったフェンダーギター、ゴリゴリに骨太なベース、手数の多いドラム。そして向井のヴォーカル。すごいカッコイイ。なんかギターの音が、刀で斬ってる感じ。サムライ・ギャング・オブ・フォーですね。
「サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態」はナンバーガールの解散ライブを完全収録したもので、札幌ペニーレインでのライブの全てが詰まってる。演奏はもちろん、観客の息、もみくちゃになって飛び散る汗までもがパッケージングされてように感じます。それがひしひし伝わってきて、聴いているだけで自分もペニーレインにいるかのような気分になる、それがナンバーガールというバンドのすごさだと思う。選曲も新旧アルバムから入っていてバンドの歴史を全て包んでるし。
向井秀徳が8曲目日常に生きる少女(Disc2)の最後にMCをして、解散の宣言をするんだけどそっから9曲目Omoide In My Head(Disc2)に入っていくときに、僕は全身の毛穴が逆立って鳥肌立って、つま先から頭までなんかウワッとこみ上げます。初めて聴いたときも、今も。いかにナンバーガールというバンドが、バンドとして堂々と立っていた、存在していたかが伝わっていて男前すぎる。ナンバーガール、ほんとすばらしいバンド。聴くときは必ず最初から最後まで一気に通して聴きたい、全てのロック、パンク、バンド好きな人に聴いてもらいたい一枚です。