Eminem 「The Marshall Mathers LP」

1.Public Service Announcement 2000
2.Kill You
3.Stan
4.Paul (Skit)
5.Who Knew
6.Steve Berman (Skit)
7.The Way I Am
8.The Real Slim shady
9.Remember Me?
10.I'm Back
11.Marshall Mathers
12.Ken Kaniff (Skit)
13.Drug Ballad
14.Amityville
15.Bitch Please II
16.Kim
17.Under The Influence
18.Criminal

※必聴トラック




このブログを始めて、やっぱりジャンルという枠で音楽を考えるのはホントにバカらしいことだなぁ、と感じた。単純にジャンルで聴かないとかそういうのはおかしいですね、どんなジャンルでも好きになれるアーティストはいるし。ということで、今回はEminemです。
Eminemとの出会いは中学ですね、その頃白人ラッパーですごいのがいるって話題になりました。確かMy Name IsのEP聴いて、その後このアルバム買ったのかな。ライムとリリックのスキルのすごさは、全然ヒップホップとか聴いてなかったその頃の僕にも十分分かった。韻の踏み方とか、ほんと唸るほど上手いですね、その後出てきたたくさんのアーティストが影響されたと思うし、それはヒップホップというジャンルなど飛び越えて影響を与えたと思います。2曲目Kill You、7曲目The Way I Amとかほんとすごい。エミネムはフジロックも出てますね、フジロッカーズには受け入れられたのかなぁ、僕は行ってないけどもし会場にいたならやっぱり聴いてみたいかな。
やっぱりこのアルバムの聴き所は3曲目のStanでしょう、DidoのThank youをサンプリングした名曲ですね、MTVのアウォードでダイドのコーラス部分をエルトン・ジョンが歌ったコラボレーションがあったけど、それもすごい良かった記憶がある。エルトンのピアノも良かった。個人的に好きなのは18曲目Criminal。これすごいです、感情が溢れ出てる。
エミネムは、必ずアルバムの1曲目にPublic Service Announcementというのを入れるんだけど、これクラッシュのKnow Your Rightsからの引用だと思うんですけどね、僕が勝手に思ってるだけなんで違うかもしれないけど。Eminem流のクラッシュへのリスペクトじゃないかと。確実にこのアルバムをリリースした頃のエミネムはアメリカにおいて、まるで昔のイギリスにおけるクラッシュのような先導者的ポジションにいたと思う、キッズが聴く音楽はヒップホップが主流になった。そんなクラッシュのマインドを持つエミネム、すばらしいと思う。



安藤裕子  「and do, record.」

1.ドラマチックレコード
2.Happy Go Lucky
3.Life
4.雨月
5.忘れものの森


※必聴トラック



安藤裕子の歌と初めて出会ったのは高校時代だったと思う、1曲目のドラマチックレコードのPVをMTVで観て、こんなにすばらしい歌と映像を作るアーティストがいるんだって衝撃的だった。本人出演のPVで、二人のカップルがデートしているコンセプトだったけど、電車のシーンとか森を歩いてるとことか、なんかすごく好きなロードムービーの世界観とすごくかぶる所があって、確か男の人が鳥カゴを持ってたりしたと思うけどそういうところがすごく共感できた。歌と映像がすごく合っていたのも印象に残ってる。
安藤さんの歌の魅力は何と言ってもその声だと思う。CharaとかUAとかもそうだけど、なんか芯をを持っている声、何かに左右されない強さを持っている声。とても美しい声です
そして本人がディレクションしてるみたいだけど、なんと言ってもCDのジャケットセンスがすばらしいと思う。手書きのイラストもとてもすばらしいものだし。もちろん詞も曲もとても良いです、曲ごとにいろんな色を持ってるけど一貫性も感じる、僕の好きなアーティストはみんなそうですね、プライマルもストーンズもベックも色んなサウンドアプローチをしてるけど、やっぱり大事なところはずっとズレない、そんな精神が大好きにさせる。
安藤さんはデビューライブ聴きに行きました、渋谷のクラブクアトロ。その時のドラマチックレコードの歌い出しとライティングが、もうホント印象に残ってる。その空間がバッっと熱を帯びて照明とかじゃなくて光が満ちてた。やっぱりすばらしいアーティストは、なにか言葉じゃ説明できないものを生み出してくれますね。
ちなみに4曲目の雨月、この歌すごく好きです。曲はちょっとダークな感じなんだけど、この歪みがかったギターの音、すごく好き。






Gang Of Four  「Entertainment!」

1.Ether
2.Natural's Not In It
3.Not Great Men
4.Damaged Goods
5.Return The Gift
6.Guns Before Butter
7.I Found That Essence Rare
8.Glass
9.Contract
10.At Home He's A Tourist
11.5.45

12.Anthrax

13.Outside The Trains Don't Run On Time

14.He'd Send In The Army

15.It's Her Factory

※必聴トラック



僕はいわゆるパンク・ムーブメントをリアルタイムで体験していないので、どのアーティストも過去に遡って聴いていくしかなかったですが、このギャング・オブ・フォーの「Entertainment!」はその音が過去のものでなくむしろ最先端の斬新のモノに聞こえる、という体験をした一枚。それは彼らが決して周りのムーブメントにとらわれることなく、自分達のオリジナルのサウンドを追及したからこそ、いつの時代も輝いて聴こえるからだと思う。
単純にGang of fourってバンド名がカッコイイ。そして、やっぱりアンディ・ギルの切れ味抜群のギターサウンド。我らが日本にもナンバーガールという切れ味抜群のギターサウンドが聴けるバンドがいましたが、アンディ・ギルのすごさはそのカッティング・ギターが全編に渡ってなされているということでしょう。逆に言えばそれしかしてないんだけど、それがまた最高のバランス感でカッコイイものに出来上がってる。あとリズム隊の一定間で刻む、四つ打ちの様なダンス・ミュージックにも通じる感じもすばらしいと思う。ライナーノーツにレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが、ハイスクール時代にギャング・オブ・フォーに衝撃を受けて、曲をひたすらコピーするバンドをすぐに結成した、みたいなコメントを寄せてますが、レッチリのサウンドのルーツに確かに彼らが存在するのは、これを聴けば明らかでしょう。
フジロック05だったと思いますが、彼ら再結成して出演して、観ることができました。メンバーは恰幅が良くなったりしていて体型的にはけっこうオッサン感出てたけど、やっぱり人間はギラギラしてた。ダブルのスーツで決めて、客を睨み付けながらストラトキャスターを床に何度も叩きつけるアンディー・ギル。Not Great Men(だったと思う)のパフォーマンスの時に、電子レンジを横に置いて、金属バットでそれをガンガン壊し続けながら歌ってたヴォーカルのジョン・キング。歳をとっても相変わらずギャングのままのGang Of Four、最高にクールだった。