このところ、後ろを走るメンバーから、
『リアから異音が聞こえる。漕いでいるときに聞こえ、足を止めているときは聞こえない。」
との指摘が続いています。
ということで、先日、スプロケのフリーへの取り付けを締め込み、チェーンも洗浄、ルブも挿しました。
でも、症状は消えていません。
で、本日は、クランク部分のメンテナンスを行いました。
反対側のクランクを外します。
緩みもなく、さほど汚れていません。
異音の原因は、左側クランクのゆるみではなさそうです。
チェーンを外し、
クランクセットを引き抜きます。
チェーンリングの裏が汚れています。
異音には関係ないですが、クリーンアップしました。
左側ペダルを外します。
ねじ込み部分のグリースが汚れていますが、
がたつきはなく、異音の発生源ではないようです。
ペダルそのものもガタツキはありません。
左右とも、汚れを落としました。
次に、BBを外します。
両側とも、前方方向に緩めます。
ねじのガタツキはなく、ねじ部分に汚れはありません。
がたつきがないので、異音の発生源ではないでしょうね。
フレームの方もきれいです。
え~い! ついでにベアリングのメンテナンスもしてしまいます。
シールドベアリングのシールドを外すと、セラミックベアリングのグリースが汚れています。
リテーナーを洗浄し、
ベアリング部分のグリースも洗浄します。
リテーナーを外したので、ベアリングが偏ってしまい、このままでは、リテーナーの位置に一個づつベアリングをはめ込むことができません。
そこで、外側のケースに、リテーナーでボールをホールドする位置を記します。
グリースを付けて、しるしの位置にボールを移動します。
そっと、リテーナーをかぶせて、全部のボールをホールドさせて、シールドをもとに戻して、メンテナンス終了。 左側も同じ要領でメンテ。
組み立てて、クランク部分のメンテナンス終了。
さぁ、これで、異音が消えるか、明日走って確かめます。