※それなりにネタバレが含みます。
製作年:2023年
製作国:日本
配給:東映
上映時間:116分
映倫区分:G
◆スタッフ
監督:武内英樹
原作:魔夜峰央
脚本:徳永友一
製作:大多亮、吉村文雄、川原泰博
プロデューサー:若松央樹、古郡真也
撮影:谷川創平
照明:李家俊理
録音:金杉貴史
美術:あべ木陽次
美術プロデューサー:三竹寛典
アートコーディネーター:森田誠之
装飾:竹原丈二
人物デザイン監修:柘植伊佐夫
衣装デザイン:柘植伊佐夫
衣装:大友洸介
ヘアメイク:塚原ひろの、タナベコウタ、千葉友子
VFXスーパーバイザー:長崎悠
VFXプロデューサー:赤羽智史
ミュージックエディター::小西善行
スーパーバイジングサウンドエディター:伊東晃
編集:河村信二
音楽:Face 2 fAKE
主題歌:はなわ
監督補:楢木野礼
記録:赤星元子、松村陽子
スケジュール:尾崎隼樹
制作担当:武田旭弘、辻智
アソシエイトプロデューサー:加藤達也
ラインプロデューサー:齋藤健志
◆キャスト
GACKT:麻実麗
二階堂ふみ:壇ノ浦百美
杏:桔梗魁
加藤諒:下川信男
益若つばさ:おかよ
堀田真由:近江晴樹
くっきー!:近江晴樹
高橋メアリージュン:滋賀のジャンヌダルク
アキラ100%:内田智治
朝日奈央:若月依希
天童よしみ:和歌山解放戦線員
山村紅葉:京都の女将
モモコ:元大阪府知事
川崎麻世:京都市長
藤原紀香:神戸市長
片岡愛之助:嘉祥寺晃
小沢真珠:浜野サザエ
中原翔子:浜野アワビ
津田篤宏:滋賀解放戦線員
トミコ・クレア:和歌山の姫君
和久井映見:内田直子
矢柴俊博:大宮支部長
西郷豊:浦和支部長
水野智則:与野支部長
廻飛呂男:深谷支部長
沖田裕樹:川口支部長
佐野泰臣:上尾支部長
川口直人:川越支部長
西岡ゆん:熊谷支部長
山中崇史:JR埼京線代表
ゴルゴ松本:JR京浜東北線代表
杉山裕之:西武新宿線代表
谷田部俊:西武池袋線代表
デビット伊東:東武東上線代表
はなわ:東武伊勢崎線代表
戸塚純貴:白鵬堂学院の野球部の男
北村一輝
山本高広
川上千尋
くわばたりえ
坂下千里子
本多力
氏神一番
東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、麻実麗率いる埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れた麗は「日本埼玉化計画」を推し進め、埼玉県人の心をひとつにするため、越谷に海を作ることを計画。
そのために必要な白浜の美しい砂を求めて和歌山へ船で向かうが航海中に船が転覆。そこで麗は美麗な桔梗魁に助けられ、関西にもひどい地域格差や通行手形制度が存在しているのを目の当たりにする。そして大阪のめぐらせた陰謀が、やがて日本全土を巻き込む東西対決へと発展していく…
前作がすこぶる面白かったのと今回も話題作とあって、鑑賞しました。
で、感想はと言うと…満点!
ようこんだけ関西の事情を調べたと感心感心。劇中での情報と内容はだいたい事実や。…知らんけどw
とにかくくだらんw
そのくだらん加減がめっちゃ最高でホンマ肩の力を抜いて鑑賞出けたわ。テンポもええしね♪
続編ってだいたいトーンダウンとスケールダウンするもんやけど、めっちゃパワーアップしてる。
壮大な茶番劇の言う看板の通りでホンマ壮大な茶番劇に嘘偽り無しや!
関西を舞台に移しても、ちゃんと埼玉のディスりも入っとるし、埼玉を舞台にした現代パートとのバランスもええ♪
ケチ付けるにしても何処からケチを付けてええか分からんくらいでそれを言うたら多分作品そのもんがケチの塊になってまうw そんぐらいにツッコミどころ大満載(良い意味やで)
でも、愛あるディスり方は前作同様で関西人ならクスッとしてしまう小ネタが大満載でそれでもケチつけるんやったら、それは野暮っちゅうもんや。
特に滋賀県の裏有名人、飛び出し坊やのとび太くんが出てきたのが嬉しいやん♪とび太くんでちょっとウルっくるとは思わんかったわ。
あと、個人的には実家の我が町、山科がディスられてんのが…嬉しかったw
前作でもあった地元有名人合戦はめっちゃくちゃ笑ろたw
滋賀県知事(候補予定)の西川さん(消臭力)を筆頭にいろんな人が出てきたけど、加護亜依さんのアイドル界の問題児イジリは頭が下がりますわ。
なので点数を付けたら5点満点やけど、関西人なら多分それ超えて、倍の10点ぐらいは付けると思うし、出来ればもっと付けたい!ほんでアメちゃんも付けたる!
キャスティングも最高!
この人を出せばと言うのはあっても、ツボを押さえたキャスティングで問題あらへん。
特に大阪府知事の嘉祥寺晃役の片岡愛之助さんが無双の大活躍。
さっきケチつけたら野暮やと言うたけど、それでもこうして欲しかったなぁはあるっちゅうたらある。
例えばな…
・滋賀県やのにひこにゃんが出てこおへんかったコト(ひこにゃんの鎧兜らしきのとミルクボーイのネタの中には出てたけど)
・大阪の守り神の万博の自由の塔が出えへんかった
・奈良は大仏が巨大ロボとかで出えへんかった
とかとか。
その他やったら、大阪の象徴的な芸能人、故やしきたかじんさんや上沼恵美子さんが何らかの形で出て欲しかったとか、「ミナミの帝王」萬田銀次郎の竹内力さんを出すとかして欲しかった(Gacktさんの関西弁は萬田銀次郎の竹内力さんをイメージしたんやとかw)
大阪京橋の「グランシャトー」、大阪千日前の「味園」、「ひらパー」とかを入れて欲しかったなあ。
あと、藤原紀香さんをどうせ徹底的にイジるなら…陣内智則さんを出すとか…はアカンかw
まあ、いろんな大人の事情があってアカンかったと思うんけど、それを乗り越えて実現するんがホンマは粋っちゅうもんやけどな。
あとラスト近くで大阪知府知事の嘉祥寺晃に観限られた神戸(芦屋)と京都が「甲子園は正確には大阪ちゃう!兵庫県や!」とか「阪神タイガースは大阪だけのもんとちゃうで!大(阪)と(神)戸をまたいでの球団やから阪神なんや。だから、神戸にも権利がある!」と反撃して欲しかったな~w
また、エンドロールのミルクボーイの滋賀県ネタは反則ですわ。あんなん観てたらキャスト部分とか観られへんやんw
とにかく、ず~っと気い良う観てられたし、こんなんもええなぁと改めて実感。ホンマ映画の楽しみ方を改めて楽しませてもろたわ。
でも、なんか次も調子乗って作りそうやけど東北とか四国とか中国地方とかでも行けそうなんやけど、個人的にはヤメといた方がええと思うで。
ここで終わらした方がキレイやと思うし、損して得取れや。
とにかくおもろかった♪
絶対観といた方がええ作品でとりあえず、めっちゃくっちゃオススメや。
…あとな…なんか言語機能がイカれてる感じがすんねんけど、文句とか言わんといてな♪知らんけどw