お昼に終わりました、千葉県浦安での小学生対象、職業体験プログラム
20名近くの小学3年生~6年生の男の子、女の子諸々の前でなんとか2時間やった訳ですよ
内容は今のお仕事に至るまでと声の仕事の内容の説明や発声練習や滑舌の練習。他にも仕事で使った原稿を使ってのアフレコ体験や質問コーナー
途中、休憩を挟んでもみっちり2時間。正確に言うと若干オーバーしたかな
朝の10時スタートと夏休みにしては少し早い時間かな?と思いきや、小学生達はいつもの学校がある時と同じ様に普通に7時起きてるんだって。偉いね
職員の方に聞いたんだけど、参加の締め切りも早々と打ち切っても、定員の7倍の申し込みがあって、抽選で当たった20名が来たんだとか
…なんか申し訳なくなってきた…
最初は割りと大人しかったけど、休憩を挟んでから、だいぶ掴みがオッケーになってきて、後半は結構楽しんで頂けたかな?と思います
今の子達って、割りと最初は控えめで、よく言えばシャイ。でも、何かの切っ掛けが掴めれば、一気に打ち解けられる
将来やりたい仕事は?聞いても、声の仕事を希望してるのはホンの数人だけで、中にはまだ分かんないと答える子もいたけど、「プログラマー」や「薬剤師」「歯科衛生士」なんて子もいたな~(゜ロ゜)
俺達の頃なんて、おバカな子は「仮面ライダー」とか「ウルトラマン」なんて答える子もいたし、「プロ野球選手」「パイロット」「警察官」「お花屋さん」「ケーキ屋さん」なんて子が多かったけど、今の小学生はしっかりしてるなぁ
テレビもあんまり見てないと言ってたし、アニメもあんまり見てないとか
秋葉原の大きなお友達の方がアニメを沢山見てるぞ。多分
でも、外で遊ぶ事も多いらしくて、フリスビーとか鬼ごっことかで遊んでる子達が多かった
あと、やっぱり巷で人気の「妖怪ウォッチ」は鉄板のマストらしく、すぐ食い付いてきた(笑)
そっから地元浦安の東京ディズニーランドの話しとかをして、発声練習や実習体験やって、最後は質問コーナーでおしまい
かなり突っ込んだ質問から、ぶっちゃけた質問や全く関係ない質問まで多数(笑)
「先生の嫌いな食べ物は~?」
「お化け屋敷は嫌いですか?」
果ては「結婚はしてるんですか~?」等の質問まで飛び交う
“嫌いな食べ物はニンジン”
“お化け屋敷は苦手”
“…結婚はしていません”と答えると…
「なんで結婚しないの~?」
「結婚出来ない理由は~?」
「なんで結婚出来ないの~?」と子供の遠慮容赦ない質問の追い込み
“結婚は自分一人だけの問題ではどうにもならないんだよ!”
“結婚だけが人生と考えるのはまだまだ甘い!”
“好きだなんて感情は2年もしない内に冷めるよ。その後の生活を考えた事はあるかい?”
…なんて事は子供達に言える訳で無く(笑)(泣)、とりあえず最後の質問だけでイメージが固まったらしく、多分子供達のイメージを集約すると…
「ニンジンが食べられなくて、お化け屋敷が嫌いな、結婚の出来ない大人」となるんでしょうか?(ToT)
なんか、最後の質問コーナーの10分以外の1時間50分はなんだったのか
でも、さすが小学生は質問も遠慮はないけど、ストレートな質問ばかりで奥歯に挟まった様な物言いが多い大人達に常日頃囲まれてるから、なんか新鮮でしたよ
最後にいろんな事をこれから経験すると思うけど、僕らの仕事は遊んでナンボの商売なので、確り遊んで、しっかり勉強をして、いろんな可能性を見つけて下さいと締めくくった
小学生達は最初はハニカミ屋さんで、ちょっと緊張感がないけど、自分の興味のある事にはすぐ食い付く素直さがあって、一緒に声を出す練習をすると元気に力一杯声を出してくれた
だんだん目がキラキラしてきて、いろんな事を質問してくれたけど、逆にいろんな忘れてきた事を思い出させてくれた、貴重な体験が出来ました
子供達には無限の可能性があると言うのは、ホントにその通りだと感じて、もしこの子達の一人でも、これがきっかけで声の仕事を目指してくれて、将来何処かの現場で会える事が出来たら、ホント嬉しく思います
正直、猫50匹ぐらいしか被れなかったと思うけど、少しでも良い経験なれたら、嬉しいです
最後に職員の方が今回のアンケートを持ってきてくれて、参加した小学生全員がアンケートを書いてくれたけど、半分近くは早く結婚出来ると良いですね♪と書いてあった事は付け加えさせて頂きます(。´Д⊂)