「未来の子どもの笑顔のために」です。
その役目を果たすべく、
6月議会の一般質問に登壇しました。
まずは、教科書採択問題。
この4月に、来年春から中学校で使われることとなる教科書の検定結果が発表され、9教科15種目104点の教科書が文科省の検定を合格した。
社会科では、初めて地理、歴史、公民の全教科書で竹島や尖閣諸島を取り上げ、
我が国固有の領土に関する記述が大幅に増えた。
私もこれまでの議会質問で、領土の正しい教育を訴えてきたが、児童生徒がしっかりと我が国の領土について義務教育段階で学べるようになったことは、前向きに一歩前進したと思っている。
社会科では、初めて地理、歴史、公民の全教科書で竹島や尖閣諸島を取り上げ、
我が国固有の領土に関する記述が大幅に増えた。
私もこれまでの議会質問で、領土の正しい教育を訴えてきたが、児童生徒がしっかりと我が国の領土について義務教育段階で学べるようになったことは、前向きに一歩前進したと思っている。
そして、これからどの教科書がいいかを選ぶ教科書採択が、8月末までに行われるわけでだが、4年に一度のこの教科書採択は、教育委員会の権限と責任で、当然ながら、法令に基づき公正で適切に行われなければならない。
教育基本法や学習指導要領の趣旨に最も適した教科書が採択され、子どもたちにとって一番ふさわしい教科書が子どもたちに届けられることが望まれる。
教科書は、学校現場や家庭において主たる教材として使用され、児童生徒の学習において重要な役割を果たすものであり、その教科書を採択する教育委員会は極めて責任重大である。
子どもになにを教えるかは、すなわち、どんな子どもを育てるかということだ。
文科省の検定を合格した教科書であってもその内容は様々であるが、その中でも彦根の地域の教育に最も適した教科書が採択されることが求められ、また、その結果や経過については、市民に信頼される形で公開されるべきである。
Q、教科書採択はなんのためにあるのか?
教育長:時代の変化により子供につけたい力も変化し、教科書の内容も検討していかなければならない。
子どもの将来にわたる健全な成長のため、これからの社会を生きていく子どもたちに必要な力は何かを考えふさわしい教科書を選ぶ。
Q、教科書採択の手順は?
教育長:彦根市は1市4町(彦根、多賀、甲良、豊郷、愛荘)で構成する第4地区で採択。
5/27:第1回協議会→
6/4:第1回調査委員会委嘱→
6/12:市立図書館に展示→
6/4:第1回調査委員会委嘱→
6/12:市立図書館に展示→
6月に3回:調査委員会で調査研究→
7/29:第2回協議会、採択→
8/10:各市町の教育委員会へ通知→
8月中:教育委員会で採択(承認、決定)
7/29:第2回協議会、採択→
8/10:各市町の教育委員会へ通知→
8月中:教育委員会で採択(承認、決定)
Q、非公開とされる調査員とは?
教育長:調査員は各教科で専門的な見地から教科書研究が詳細にできると採択協議会で判断、承認され、採択協議会長から委嘱された教員の方々。
聖櫃(せいひつ)な環境の元で調査研究が進められるようにしているので、第4ブロックでは非公開。
※静謐な環境とやらで情報を隠すことこそが問題!
Q、いわゆる「絞り込み」はあったのか?
調査員が、調査研究する段階で採択させたい教科書を絞り込み、教育委員会が追認する「絞り込み」はこれまであったのか。
教育長:第4地区採択協議会においては、調査員が1社2社に絞り込んで調査報告をしたり推薦することはない。これまでも、今後も致しません。
Q、教科書採択の情報公開について見解は
教育長:情報の積極的な公表に取り組むようにしている。今後も積極的な公表に取り組んでいきたいが、適正な調査研究と採択できるように、静謐な環境確保も大切なので1市4町で協議しながら取り組む検討課題である。
市長:教科書採択は、政治的中立性の要請が高い事項のため総合教育会議で競技することは考えていない。
◆ ◆ ◆
引き続き、積極的な情報公開を訴え、教科書採択が「一部の組合のため」でなく、「子どもたちのため」になされているかをしっかりとチェックできる環境をつくるよう訴えてまいりたい。
動画はコチラ↓
http://www.hikone-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=122