生まれ変わるなら、生きてるうちに | 北川元気オフィシャルブログ「元気があれば、なんでもできる!」Powered by Ameba

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ども~、不思議なほど絶好調の元気です☆

いつも最高の愛をありがとうございます!


「生まれ変わるなら、生きてるうちに」

僕の人生を変えた言葉のひとつです。

今日は、僕のちょっとしたエピソードをご紹介します!



僕はアホです。

中卒で、金なし、コネなし、経験なし。

選挙の6日前に市議会議員に立候補し、その前々日までは被災地にいました。


そもそも、政治の「せ」の字も知らない僕が、議員になるなんて常識ハズレ。

だって、選挙はお金がかかるし、エライ人じゃないとなれないし。

年も若いし、そもそも中卒で勉強なんて自慢じゃないけどしたことないし。


「選挙ってのは、最低でも半年前から準備するものだ!」とか

「世間ってもんは、そんなに甘いもんじゃないぜ!」とか

「どんなに想いがあっても、無理なものは無理なんだよ」とか

教えてくれた人もいました。


大好きな先輩社長に、泣きながら土下座されて

「頼むから、今回だけはあきめてくれ!」ってお願いされたりもしました。


今回の選挙は、24人中24人がすでに候補者で、僕は25人目に立候補。

つまり、僕が出なけりゃ選挙にはならなかったワケなんです。


選挙には、大きなお金がかかります。

使わない予定だったお金が、やっぱり選挙になったことで必要になります。

「今回の選挙のお金は、東日本に贈る予定になっているから」

これを聞いたときは、正直あきらめそうになりました。


でも、僕には仲間がいました。

「表立っては応援してやれないけど」って言いながら、めちゃめちゃ応援してくれたり、

県外から仕事をやめて、駆けつけてくれた仲間もいました。

「選挙のお金は、元気が政治家になってそれ以上にして返せばいいじゃん」

って背中を押してくれた仲間もいました。

一週間、僕と一緒に自転車で、雨の日もカッパで走り抜いてくれた仲間もいました。

そうして僕は、市議会議員になれました。


被災地で、杉山のじぃちゃんが僕に言いました。

「私たちのことを忘れないで欲しい」

僕は、大切なモノを失った人たちから、大切なモノをもらいました。

どんな困難にも立ち向かう勇気と、「生きる」という覚悟を目の当たりにし、

少しだけ前に踏み出すことが出来るようになりました。


「生まれ変わるなら、生きてるうちに」

自分の信じた道を、ただ真っ直ぐに進めばいい。

本気でやれば、仲間が応援してくれて、どんな夢だって実現していける。

僕は、未来の子どもたちに「生き様」を残してあげたいです。

杉山のじぃちゃんや、僕の仲間たちのように。


合掌