うちの長女わんこは、3年前に亡くなった。
この子のお骨は、骨壺に入ったまま
今もリビングの一角に作った祭壇に置かれている。
火葬後、一定の時期が経っても納骨をしなかったのは、
納骨するにふさわしいペット霊園が思いつかなかったから。
家の近くの霊園にした場合、万が一転居したら、会いに行きにくくなる。
出身地の霊園にした場合、今、頻繁に会いに行かれない。
そして、骨壺が家にあることに、不都合を感じなかったのが大きい。
そんなときに、最近愛犬を亡くし、
もうすぐその子の四十九日法要を迎える友人から聞かれた。
お骨ってどうしていますか?
納骨しないといけないのだろうなと思いつつも、
今はまだそばにいて欲しくて、すぐには考えていないのですが
やっぱりしないといけないのかな~?
上記のうちの現状を伝えると、こう返ってきた。
私もまだそばにいて欲しくて、納骨は考えていなかったけれど、
知人から「それは良くない。犬のためにもちゃんと納骨したほうが良い」
といわれ、悩んでいます。
私は、そういった指摘はされなかったけれど、
そういう考え=納骨が供養、があることは想像できる。
他人事ではないので、ネットで調べてみた。
わかったのは、供養の方法にはいくつかある。
納骨はそのひとつ。
樹木葬や散骨などの自然葬も方法のひとつ。
うちの方法は、自宅供養・手元供養 という方法。
ということならば、
納骨しないのが、犬のためにならないことはないのでは?
少し、ホッとした。
ただ、いろいろなサイトに目を通してみると、
来客の目に触れる場所にあるのは、それぞれの立場においても
あまり好ましくないようだ。
うちも、寝室に、移動させた方がいいのかも知れない。
そのほうが、長女わんこが落ち着いて眠れるならば、なおさらのこと。