皆さん、こんばんは!
本日は那珂川町で「オリーブ栽培を通して障がい者自立支援を考える」というテーマでの講演会が開催されました。
こちらは新潟にあるNPO法人ひなたの杜さんが主催をされ、九州・障がい者自立支援(オリーブ)ネットが共催、日本財団さんと九州オリーブ普及協会さんが講演という形で行われました。
午前中は、那珂川町にあるオリーブ農園の見学にこの暑い中150名ほどご参加頂きました。僕は、マイクロバスの乗り場にて乗り降りのご案内をしていました。
そのオリーブ農園では現在7年もののオリーブの木が実をつけているところが見学できるそうです。イタリアやスペインでは、当たり前のようになっているだろうオリーブが、日本でも普通に見ることができる風景になっている未来を想像するだけで楽しくなります。
昼食をはさみ、13:30から講演の開始です。まず、新潟のNPO法人ひなたの杜の橋本相談役と理事長のお二人で、現状の栽培について、なぜオリーブが障がい者の自立に向くのかなどを詳しくお話し下さいました。現在では、850本のオリーブの木を障がい者の方が中心となって管理をされているとのことでした。あと、2~3年もすると本格的に収穫ができるようになるそうです。
色々とご苦労をされて、現状では形になっている日本で唯一のケースです。
その後、九州オリーブ普及協会の古賀代表より、オリーブの将来性や栽培のポイント、栽培後の出口としてのビジョンが語られました。
そして、最後は九州・障がい者自立支援(オリーブ)ネットの現リーダーの大熊理事長より、このネットの目的から今後の展開、日本の福祉の現状から、未来の障がい者と高齢者、社会との協働についてのお話がありました。
とても、内容の濃い2時間30分でした。実際ご参加頂いた方も、このネットに対してご興味と将来への希望を持たれた方も多く、これから、様々の方と協力し合い、形を作り上げていくことでしょう。
ぼく自身、社会福祉の専門学校を卒業してから20年、その当時の日本福祉の現状を見て、嫌気がさして別の道に進みましたが、それより前に、障がい者の自立に取り組んでおられた大熊理事長のお話を聴いて、すごく恥ずかしく思いました。そんな僕ですが、これからのこのネットを通じて、何かお役にたてることがあれば、積極的に行動したいと思います。
障がいというと、いまでも日本ではよくわからないという、恐怖心や異質としてとらえる傾向がまだ残っていると感じます。昔のようにあからさまに差別ということは口や行動に出すことはなくなったのかも知れませんが、まだまだ払拭できないところがあるようです。
ぼくもわからないことに対しての不安や恐れはあります。要はそれをわかろうとするかしないか、そこに差が出てくるように思います。ひとりの人間として付き合っていく、難しく考えずただそれだけのような気がします。
障がいって、視力の悪い人は視力障害で、メガネは視力の矯正具です。耳が聞こえにくい人が使う補聴器と何がどう違うのでしょうか?誤解を恐れずにいうと、足の悪い人が歩行器を使って歩いていると障がい者で、目の悪い人がメガネをかけていると健常者…。これは、なんなんでしょう?
メガネはおしゃれの道具になるからですか?
さらに、ご批判覚悟でいうならば、肩こりは血行障害者ともいえます。病気を抱えている方には申し訳ないですが、病気と障がい、この境界線はなんですか?
話が通じなければダメだったり、日常生活が滞ることがダメなのでしょうか?
医療が発達して、延命は世界のトップになった日本ですが、本当の意味で健康だと言える人が何人いるのでしょうか?
虫歯が一つあるだけで、健康ではないと考えます。
障害ということを辞書で引くと「妨げになるもの」というのが大まかな意味だそうです。実際、医学的な意味での障がいというのもあるらしいですが、虫歯痛くて、食べることが妨げられるのであれば、その人は障がいを持っていることになります。治療をすれば良くなる事かも知れません。放っておいたらひどくなるかも知れません。気付くことがなければ、いのちにも影響を及ぼしかねません。
そう考えると、日本の教育において小さいうちから障がいについて理解するこころを持つ環境が必要のような気がします。その環境を大人の色に染めないということも大事でしょう。
当然、予防も必要です。母体の健康をファッションや流行などで語ることなく、いのちと真正面から向き合うことが、日本の未来を作っていくような気がします。
今日はそんなことを考える一日でした。
オリーブの実がなった時には、とっびきりおいしい料理が作れるよう僕も努力していきます。
それでは、また。
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