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古美術 玄海樓店主のきまぐれブログ

時の移り変わりは早いと申しますが、

実に時間の早さを感じる今日この頃。

 

久しぶりに業界の話。

つい先日まで「若手」と言われていたように記憶していますが、

もう「ベテラン」または「色々と随分やってきた」とまで言われるように・・・。

 

周りの方が評価するほど、そんなに儲けて過ごしてきた訳でもありませんし、

今も尚、現金は無く、資金繰りに追われる毎日。

未だに年配の先輩方もたくさんおられますし、

当然、年齢差が縮まることもないし、開くこともありません。

 

それでも、年齢をお伝えする度に

「野元さん、まだ若いねえ」などと

仰せに。

 

そら、縮まりませんって。

 

充分歳はいってますよ、周りを見て下さい、

私より若い人たちはどれほど居ますか?

もう、名前も顔もしらない人たちがどれほど居ることか。

 

今年、56歳になる当方ですが、

想えば30年前、

今は亡き父親が大けがをし、将来の事を真剣に考え始めた頃でもありました。

無論、まだ古美術店舗に店員として勤めていましたが、

この先、業界でどうやって生きてゆくか、

もしもの時、家族をどうやって守ってゆくか、

不安だらけでした。

 

逆に、根拠のない自信とみなぎるエネルギーを抑えられずにいたのも事実です。

 

現在、母は施設に入りもう3年半が過ぎました。

状況的になかなか会えませんが、

ただ体は元気であるということだけが救いです。

 

                                私自身、

今では、徐々に衰えゆく体力や、日々影響される感情や環境に翻弄され、

自律神経のコントロールが最優先。

周りには、ありがたいことに若い人たちが数多くいて、支えてくれ、

幸せな日々をおくれることに感謝しています。

 

二度と戻ってこないこの今という時を、

じっくり噛締め(最近就寝中に歯軋りや噛締めがひどい(笑))、

お金で買えない時間という物をもっと大切にしなければ、

と深く感じています。

 

人はやがて亡くなります。

これは誰もが等しく受け止めなければならないことであり、

その日までを人生と呼びます。

 

ただ、

藝術や思想、哲学、文化、歴史、

そういったものは時空を飛び越え、

永遠に遺されています。

 

それを否定することは決して能わず、

 

たかが一時勉強して、独りよがりな知った風なふりで

言ったもん勝ちみたいな主張をし、

周囲からちょっとチヤホヤされただけで

教示できると勘違いしている、

その人は、

 

時というモノの崇高さ、

それをご存じないと

思います。

 

どれほど高級な高価な時計を所持していても、

刻む時間は皆同じです。

 

常にカウントダウンは止まることなく、

 

余すトキを優雅に楽しく

過ごして行きましょう。