一身・一心・一新 | 一毛録 - Genkairo Official Weblog -

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古美術 玄海樓店主のきまぐれブログ

本年最初の投稿となります。

つい先日「春節」を迎えました。

何も旧暦にこだわっている訳でもないのですが、

よくよく考えてみると、暦や季節の節目は旧暦で見たときに

何かと納得できることが多いのは当然です。

日本以外の東アジア諸国ではこの旧暦を重要視しているのも事実。

 

戦後から日本では、新暦のみを使用することになった訳で、一長一短あるのでしょうか。

 

とにかく、本年もよろしくお願い申し上げます。

虎威あるいは虎視か。

何か大きく進めそうな気がします。

 

ところで、

一人の「からだ」、己自身を「一身」と呼ぶことがあります。

例えば「一身上の都合・・・」等と使う訳です。

学生生活や人々のグループ活動等の輪、また社会生活において仕事をはじめ、

団結力や協調性が求められる事があると思いますが、

心を一つにする言葉に「一心」というものがあります。

 

誰もが一人だけで生きてゆくのは困難であり、

何かしら他人との関りを持たねばならない訳で、

その際には情や真心を以て接する事で人間関係や活動を円滑にすることができます。

一般には当たり前な事なのでしょうが、

時に、自己中心的な思考や言動で、

相手の気持ちや心を傷つけてしまう場合があります。

およそその都度反省したり、思い直すことで

更なるコミュニケーションをとり、お互い成長したり関係を修復できます。

 

 

実は、昨年9月から年末まで求人をずっとしていましたが、

12月末をもって、既存であったスタッフの皆さんは、それぞれ様々な理由によって

退職となってしまいました。

誰がどうこう、という訳でもなく、ただ寂しい気持ちになったのは確かです。

今年に入ってから現在では、3人の頼もしいスタッフを新たに迎え、

これから希望に満ち溢れています。

 

 

それから、2012年からずっと継続しており

このブログにも度々登場しています法人オークション「和聚会」。

当野元淳が代表、現在4人の役員で構成、経営していますが、

ここにも一つの別れが生じてしまいました。

長年ずっと一緒にやってきましたが、この「コロナ禍」。

ひとまずこのせいにしておきます。

彼との付き合いは長く、また語るに余りあり、

とはいえ、将来を見据えた時にこの先歩んで行く道やゴールが違ってくる。

これもまた人それぞれの考え方があり、それを尊重する事でしかないのかもしれません。

 

わが和聚会は今年10周年を迎えます。

7月には競り(交換会)の大会を行います。

秋には(10月か11月)オンラインによるLIVEオークションを開催します。

これに向かって邁進します。

彼は居ませんが、迷いはありません。

 

 

わが玄海樓は、長い間、冬眠していたのかもしれません。

 

この春、再始動します!

 

心も体も、周りの人たちも「一新」しました。

2年以上も続くこの暗澹たるこの現状を打破すべく、

虎の如く、邁進します。

 

商品は大幅に変わっております。

ホームページも更新します。

再度見つめ直し、原点を再認識します。

 

ご期待下さい。

 

謹白