Express444 | マツゴト

その日、matu母は兄弟の訃報を聞き、田舎がある仙台駅を目指した
「一刻も早く行きたい」
新幹線に乗るため上野駅へ向かうmatu母は心穏やかではなかったはず・・・


そこからこの物語はスタートするカチンコ
オバケ話にはなりませんのでご安心を


「こないだ仙台まで行こうとしたらね~ほんと私ムカツいちゃったのよお




・・・・・・・ああ
今度は誰がmatu母に文句を言われたのだろう
注:matu母はクレーマーではございません工事中



matu母は、もちろん切符はみどりの窓口で購入する
年寄りが券売機など使えるはずはナイ無理



「仙台までの新幹線の切符ちょうだい」
*その場にいなかったのでこう言ったかは知らないが、こんなところだろう





そこで何が起こったか
みどりの窓口で事件は起こったらしい



「窓口の女の子ったらねー(年寄りからみたら広い範囲で女の子)
私に渡してきたチケット
4号車4列の
4並びだったんだよ

これから死人に会いに行く人に対して信じられる
縁起悪いことこの上ない





・・・・・・・・・・・・
窓口のお姉さんはどんな用事で旅立つか知らない
とんだとばっちりである


どっちがご愁傷様かわからない



ただ、言えることは2つ
matu母は、虫の知らせみたいなことの命中率が高いたちなので
今回もこんな時だから
そんな縁起の悪い数字がたまたまでた気がしなくもない


この話を聞いて、私は
あー、なるほどねと思ったぐらいだ




もうひとつ言えることは(こっちの方が大事)
世の若者よ
年寄りに縁起の悪い数字を
あえて出すな

他の席も空いているなら、最初から出してはいけない
おそらくこんな状況でなくても8割のご老人からは怒られるはず
そのくらいはサービス業として気が利く利かないのレベルにもならない



身内と言えども、私は母の味方でもない
この話を聞いて、オイオイとmatu母に
相手が知らないのに怒ったことについては、あなたも悪いと伝えながら
(本人相変わらず聞いていないが
私も考えさせられるところはあった


世の中の職種の多くはサービス業だ
だから私自身も含めて気をつけなければならないと思った
自分の価値観だけでなく
あらゆる世代の価値観も勉強する必要があると私は思う

そして人がサービスを購入するということは
その先に人それぞれ違った必要性がある
だからその先のことをイメージする必要がある
(サービスする側は、たくさんの引き出しが必要だ)








ただ、matu母にあたった窓口のお姉さん
ゴメンナサイ
aya
頭にくるバアチャンに出会ったのは良くも悪くも運だと思ってください





でもね、でもね・・・
年配の方にどんな時も4がつく提案はやめて~
若いあなたが思うより敏感だから