ちょい悪スキンケア | マツゴト

化粧品は夢である
時には本当に幻である場合も多い

時に、その幻を見せなければ、
あっさり女性達に振られてしまうこともあるのが化粧品の悲しい性
男性が女性に困惑するのと同じぐらい
化粧品も女性に翻弄される



また、ちょい悪が女心をくすぐるように、誠実な化粧品がモテるとは限らない


女心がその幻を創りだしてしまったにも関わらず・・・・・・・




通称スキンケアと呼ばれるもの
大きくいくつかのジャンルにわかれる


今日は幻を見るためのスキンケアの話
この国の大きな化粧品会社は、どちらかというと幻を見るための化粧品を開発していない
誠実に、なんとか女性の夢を叶えるためにと、肌の科学と共にある
日々研究と進化をつづけるものだ


一方、幻は憧れの海外からやってくる
とりわけアメリカの化粧品は、医療的な側面を持ちつつ
スキンケアにもメイクアップ的要素を含ませてくるのが得意だ

(メイクアップ効果は、心に効果があるからだ)




そんなスキンケアはテレビショッピングなどでは、目で見える効果を
視聴者に伝えられるため、バカ売れする事が多い

ここで気づく方もいるだろう
根本的に肌を改善するというよりも、プラセボ効果
心理的効果が高いということを



でも、この心理的というものも化粧品の姿でもある

こんな基礎化粧品のクリームの説明書きを見てよう
お肌の表面に膜をつくって物理的にハリを出す皮膜成分と、
お肌の表面の溝を埋め、
光を乱反射させる効果のあるパウダー成分の2つのメイクアップ効果
で、
瞬時にピンと張ったなめらかなお肌へ。


シワを分からなくするために、化粧品作りで
ポリマーで溝を埋めるなどというのは実は簡単至極である




誰も、基礎化粧品で「メイクアップ効果なんて説明、疑問に持たないだろう






「シワ消えた~すごーーーい
大喜びだ


モテる男は、喜ばせるのがうまい




実際は、
溝を埋めているだけなのでシワは治っていない

そして・・・・・・・
肌に悪いからファンデーションをつけないだの、日焼け止めで肌が荒れるだのいう人も

こんな肌へ浸透しないポリマーを夜寝るときにつけたままだとは







・・・・・・・気づかない




だから私は知っている
本当の敏感肌が正直、少数しかいないことを




コノテの化粧品は目に見える効果があるように感じるので
肌の為には、もっと誠実なジャンルの基礎化粧品も使わなければならないのに
このジャンルだけで揃えてしまう悲劇も起こる




私は、このスキンケアマジックを、悪いとは思わないが
私が基礎化粧品をつくるときには、採用するジャンルではない


コノテのものは、肌を根本改善するものではなく
あくまでも「メイクアップ」として使うことをオススメする
さもないと、高い金額で購入して、お手入れを一生懸命やったつもりでも
10年経ち、20年経ち確実に


誠実にお手入れしてきたのろまなカメに抜かされるカメ





美容ではウサギが勝つ日はこないうさぎ




・・・・・・・・あ、これね私の会社でのハンドクリームになってる
だってアトリックスみたいな使い心地なんだもの